土曜の予想を軽く

中京で障害戦が2鞍。


4レースの未勝利戦。
障害・平地と関係なく、勝負起用の騎手の場合、対厩舎か対馬主の平均収得額が200万を超えるケースが多い。賞金額の高いレースほどその傾向にあり、特に中央開催の特別戦はまず200以上の騎手を狙うべきである。
対して、未勝利や新馬などの安いレースは平均収得額が少なくても勝ち切ることがある。だいたい1日36レースのうち、2つか3つくらいはそういうレースがある。
ただし、障害戦に限ると、レース数も少ないため、未勝利戦であっても平均収得額がそこそこ高くないとダメな傾向にある。
そこで、今回は平均収得額に注目してみよう。
最も高いのは「シゲル」とのコンビの草野騎手で400万円。ただし、これは過去3年で3回しか騎乗機会がなく、シゲルキョクチョウのOP勝ち1200万円以外は掲示板を外している。かつ、その3回は昨年の4月〜7月に集中していて、それほど勝負起用とは言えない可能性がある。
それを除くと、200万円を超える騎手は「トーセン」と五十嵐騎手のコンビのみ。今回トーセンシーザーは初障害だ。
そこで次点として、100万円以上の騎手を探すと、
林騎手(厩舎、馬主とも)
熊沢騎手(馬主)
植野騎手(厩舎、馬主とも)
高野騎手(厩舎)
山本騎手(厩舎)
うち、初障害が山本騎手のウインバンディエラ
それぞれ詳細検討してみると、


ナシュワンヒーロー。初障害から4戦全て林騎手。指数も高く、前にも行けるので有力。
ゴールデンオブジェ。前走初障害を熊沢騎手で。先行して徐々に後退してそのまま。見どころは少ない。
アムールクエスト。これもずっと植野騎手。指数は高く、常に着もいいのでいつ勝ってもおかしくないが、いつも負ける。そして今回は休み明け。
アンシャンテルール。基本高野騎手が主戦。前に行けないので勝ち負けにはならない。
トーセンシーザーとウインバンディエラは初障害なので何とも言えない。


勝ち負けになる騎手にスイッチしてきた馬はなく、成績の額面通り、ナシュワンヒーローとアムールクエストでいいと思うが、万が一、初障害の2頭が人気するようならマークしてもいい。


続いて5レースのOP平場。
こっちは200万円が条件だろう。
北沢騎手
植野騎手
中村騎手
田村騎手
西谷騎手
五十嵐騎手
林騎手
横山騎手
浜野谷騎手
高田騎手
半分ぐらいにはなった。
さらに騎手の格も考えよう。田村騎手、浜野谷騎手が脱落だ。
残ったところから人気サイドを狙っていけば単勝は当たりそうだ。


中村騎手は前走乗った2頭からレーザーインパクトの方に騎乗。まあ、どっちも脚質的に厳しそうだが…
北沢騎手のアドマイヤトライは、前走負かした相手が弱い。次走で軒並み着順を下げている。
西谷騎手のメイショウヨウドウは、前走はG1なので仕方ない。ここは見直していい。
五十嵐騎手のトーセンプラチナは、近走の着順を見ると厳しいか。ちなみに2鞍続けて、騎手、厩舎、馬主が全く同じコンビである。
林騎手のウォークラウンはOPに上がってから前に行けず苦戦している。
横山騎手のリリースバージョンは脚質的に厳しい。
高田騎手のマッキーバッハはオッズ的に厳しい(笑い)。


まあ、平凡な結論だが、マッキーバッハは結構堅いと思う。メイショウヨウドウ押さえで。


重賞の京都牝馬S
平地の重賞は、まず外人を検討すべきである。
ギュイヨン騎手。これはまだ日本では買う必要はない。ランク的には同じレースに乗っている丹内騎手程度だからだ。勝たれたら次から買えばいい。(ブノワ騎手をダートで買っちゃいかんというのと同じ)
ルメール騎手。こっちは必ず買うべきである。それは今さら説明する必要もないが、いろいろ検討しているうちにみんな忘れがちなことでもある。ましてや天下の社台である。
ただし、今の京都の芝は基本的に内が有利だから別の馬も考えなければならない。
ドナウブルーなんかは近走の指数も高く、コースも得意なので買うべきだろう。
後は人気を見ながら。