競馬の格言の真偽について −新潟直千はダート馬が買い?

データを整理していて気になったので調べてみた。
2011年から2013年の間に3着までに入った馬の前走がどのコースであったか。数字は順に勝率、連対率。

新潟芝1000
同コース 8.0−16.1
新潟ダ1200 9.4−15.6
中山ダ1200 4.5−9.1
福島ダ1150 2.9−8.8 

比較するために、新潟1200と福島1200と中山1200を見てみよう。

新潟芝1200
同コース 9.7−13.9
新潟ダ1200 8.0−12.0
中山ダ1200 0−3.4
福島ダ1150 0−0 

福島芝1200
同コース 6.5−15.3
新潟ダ1200 0−3.0
中山ダ1200 4.9−6.9
福島ダ1150 0−0

中山芝1200
同コース 6.9−14.1
新潟ダ1200 0−8.7
中山ダ1200 5.0−6.7
福島ダ1150 0−0


見事に裏付けが取れた模様。
理由はよくわからんが、とにかくこの格言は正しいようだ。
副産物として、中山や新潟のダ1200と比較すると、福島ダ1150は芝コースには全くつながらないこともわかった。そこまでサンプル数が少ないわけでもないのに、ほとんど馬券になっていない。少し特殊なコースなのかもしれない。


では、前走ダートが馬券になりやすい新潟直千で、前走の着順は関係あるのか?
前走ダートだった馬は404頭。前走着順は次のとおり。

1着 21 5.1%
2着 2 0.5%
3着 9 2.2%
4着 8 2.0%
5着 9 2.2%
6着以下 355 87.9%

去年1年間の全ての芝のレースで前走がダートだった馬の前走着順は次のとおり(割合のみ)

1着 10.0% 
2着 1.7%
3着 1.9%
4着 2.8%
5着 4.5%
6着以下 78.5%

着順はあまり気にしなくてもいいようだ。(ということは、単にダートでは条件があってなかった馬の巻き返しということか?)