JRA・公営各地区のクラスレベル換算について
現在、毎週作成しているJRAの出馬表について、数年前から互換性のあるレイティングを南関でも作っていて、関東圏のレースにおいてはとても役に立っている(JRAの予想をするにも、南関の予想をするにも)。
去年から北海道競馬のレイティングも作り始めていて、今の3歳馬のレイティングが揃っているので、今年は古馬も含めて完成させる予定でいる。
次はと考えたところ、やはり、関西圏のJRAのレースにおいては、園田競馬の成績の重要度が高まってきていて、500万のレースでは近3走園田でしか出走していないケースもある。
そこで、園田競馬のクラス体系を調べようとサイトを見てみたのだ。
!!!
まあ、何も言わず、とりあえずここを見てくれ。
http://www.sonoda-himeji.jp/race/rank/
園田競馬と、JRAや他地区のクラス体系の換算表(別表3)があるではないか。
転入馬の格付けに使用するためのものなので、完全にこれで一致するわけではないが、格付けが概ねうまくいっているだろうから、そのまま換算してもほぼ問題ないと思う。
そこで、この別表3に基づいて、JRAと各地区とのレイティング換算早見表を作ってみた。
中央地方レイティング換算表.xlsx
公営競馬各地区のクラス分けは、ほとんどが、
A、B、Cの3つのランクに分けて、
各ランクとも1〜3ぐらいのクラスに分けている(A1クラスとかC2クラスとかいうやつです)。
それで南関のように頭数が多い場合は、クラス内で組(1組〜10数組程度)に細分している(C2五組とかC3十組とかいうやつです)。
東海地区は、クラスそのものが南関でいう組のようになっているので、南関式で考えると、Bの1組から10何組まで細分されていると考えたらいい。
JRAで公営各地区を連勝してきた馬の取り扱いや、公営各地区間での能力比較の際に大雑把な単純比較が可能になるのではなかろうか。
当然、これを生かして、園田をはじめ、各地区のレイティングを作ろうともくろんでいるわけでもあります。
日曜の重賞予想
土曜は重賞がないので、日曜分を先行予想してみよう。
阪神 大阪杯
好走ステップは、
- 凱旋門賞 1(4着)
- 有馬記念 3(4着、5着、7着)
- ジャパンC 1(2着)
- 菊花賞 1(1着)
- 中山記念 2(1着、2着)
- 京都記念 3(全て3着)
- AJCC 1(5着)
- 中日新聞杯 1(5着)
- 大阪城S 1(2着)
- 1000万特別 1(1着)
ほとんどが前走重賞からのステップで、それ以外はほぼ考えないでいい。
大きく分けると、
のどっちかだろう。
有馬記念、ジャパンC、菊花賞、凱旋門賞など、今シーズン始動戦でも好走していて、多少間隔が開いていても馬券にはなる。ただし、勝っているのはキズナとオルフェーヴルの2頭だけだ。
注目のローテーションは、中山記念と京都記念組で、G1組と互角の成績を残している。
3 ラキシス(ルメール) 有馬記念6着だが0.2秒差
7 キズナ(武豊) 京都記念3着
9 ロゴタイプ(福永) 中山記念2着
12 スピルバーグ(北村宏) ジャパンC3着
まあ、順当そうな馬が挙がっているが、脚質的にはラキシスやロゴタイプがいいかなと思う。
中山 ダービー卿CT
こっちの方が馬券的には面白い。
好走ステップは、
1600万特別はどちらも中山と阪神の芝1600m。そこも含めて、ほとんどが前走で中山か阪神の1400〜1800の芝コースを走って掲示板に載ってきている。これが好走ステップだ。
格としては、G1よりもG3やOP特別。1600万でも上の条件で勝っていればOK。
3 シャイニープリンス(横山典) 東風S2着
4 インパルスヒーロー(田中勝) 東風S3着
9 クラリティシチー(三浦) 東風S1着
10 モーリス(戸崎) 中山1800mの1600万特別1着
13 ブレイズアトレイル(藤岡弟) 東風S4着
15 アーデント(石橋) ニューイヤーS3着
前走がニューイヤーSでやや間隔の開いているアーデントは不利だろう。
残りはモーリスと東風S上位4頭だが、強力な先行馬がいないことと、1番人気が予想されるモーリスが追込であることから前に行く馬が当然有利だろう。追込の競馬になった東風Sの着順が入れ替わる予想。シャイニープリンスかインパルスヒーロー。