フィギュアスケート

荒川静香選手、おめでとう!
演技を終えた時の笑顔が結果よりも自分のスケートができたという満ち足りた素晴らしいものやったな。
上位の選手が着氷に失敗したこともあったけれども裏を返せばオリンピックという晴舞台でミスなく滑ることが難しいということで、その当たり前のようで難しいことをやってのけたからこその金メダルやろ。
村主選手もよかった。ただ余裕がなかったな。必死のパッチという表情やったしな。そこが上位との差につながったともいえる。でも演技そのものはこちらの方が表情豊かでよかったんとちゃうか。もちろん、競技である以上は点数をとりにいかなあかんのはしょうがないんやけどな。演技後の表情がかたかったのはそのへんの諦めみたいなもんもあったんかもしれんな。
荒川選手は滑っていて楽しそうで総合的によかった。見ていて楽しくさせるような演技。「美しい」というよりも「面白い」という言葉の方がええんとちゃうか。スポーツ、とくにフィギュアスケートのような魅せる競技は練習とかの厳しさもあるけれども根底には「楽しい」という要素も大事やろ。
理屈抜きに楽しい演技やった。ありがとう。