トスカニーニのベト全

クルルァに乗りたいのもあったので神保町へ。
小雨が降ったりやんだりで、いろいろ見たいものはあったけど、最終的には駅近くのディスクユニオンへ。ここは品揃えは津田沼とそんなに変わらないけど微妙に傾向が違うのでたまに使う。
掘り出しモン。

「ベートーヴェン:交響曲全集」トスカニーニ指揮

「ベートーヴェン:交響曲全集」トスカニーニ指揮

トスカニーニのベートヴェン交響曲全集。1939年録音のものなのでBMGの戦後録音のものとはかぶらない。が、同じNBC響。オーパス蔵からもいくつか出ているが、果たして音の具合がどうなのか…。
まあこれが5,600円ぐらい(5枚組)なんは、約半額と考えてもええと思う(この間のバーンスタインも朝比奈・新日も1万円ぐらいする)。録音状態が悪くなければお墨付きの演奏なのでいろいろと聴き比べたい。
そういえば、これでベト全が結構揃ってきた。フルトヴェングラーに始まり、カラヤンバーンスタイン。次は馬券で勝って朝比奈隆と決めている。バラでいってもかなりあるからいろいろと聴き比べができる。つか、そろそろ下手な中古屋より品揃えがいいかもな(笑い)。
もちろん、バーンスタインの全集はまだ全部聴けていないので後回し。とは言え、残すは第九だけやけどね。聴きこむほどではないけど各曲3,4回ぐらいずつは聴いてる。バーンスタインウィーンフィルのはものすごく優等生的な演奏やね。クセも少なくうまい。うまいけど、ホレ込むような演奏ではない。よく言えばそつがない。悪く言えば個性がない。フルトヴェングラーと比較するとよく分かるわ。あっちは熱いからなあ。
ま、ぼちぼち行きますか。ベトベン漬けな最近です。息抜きにはこの間一緒に買ったキース・ジャレットトリオ。このアルバムはホンマ、息抜きになる。逆に息抜き程度にしかならんかも。肩肘張らずに聴けるのはいいんやけどね。