No Name Horses

久しぶりにちゃんとしたライブハウスなぞ行ってみる。
ところで、実は東京ブルーノートは初めて。今はなき大阪のブルーノートは何度か行ったけど。
自由席いうから大阪みたいなカウンターのを想像してたら全然違って、単に席が決まってないだけ。おかげで整理番号80番近くにも関わらず、なんと、小曽根真の真後ろに座れてしまった。最前列である。1席だけ空いてたんやけど、一人で来てるモンが少ないからやね。ラッキー。
今回は実はアルバムは全然聴かずに(どころか新作は買ってさえいない)行った。けどそれでも楽しめるのがジャズのいいところ。そして小曽根真のMCのいいところ(笑い)。客を笑かさんと気がすまんらしい。
ビッグバンドで、ピアノの小曽根さんは控えめ。あくまで全体の指揮者として、リズムセクションの一人としての参加。圧巻はサックス陣。テナーからバリトンまでズラッと4人。持ち替えでソプラノもあるからいろんな音が溢れ出てくる。
いやいや、楽しかった。小難しく音楽を聴くのもええけど、たまにはこういう純粋に「楽しい」音楽もええもんやな。
アンコールの野村證券のCM曲は、「限界に挑戦」ということでめちゃめちゃ速かった。トロンボーンとか死にそうやった。ピアノも後ろから見ていてやっぱり速いし、うまい。弾いている小曽根さんも楽しそうやった。


ブルーノートは何でも高いことだけが難点やな。ハコはええよ。