今日の傾向から

まず東京から。
こっちは天気はよく乾燥していて、馬場状態もよい。明日も変わらないだろう。なのでそのまま傾向が続くと思われる。
4角フォーメーションでみてみよう。

1R(1400): 番手(3)-追込(14)-差し(9)
2R(1600): 番手(3)-追込(14)-先行(7)
3R(2000): 差し(7)-番手(2)-逃げ(1)
5R(1400): 差し(9)-番手(3)-追込(15)
11R(1800): 先行(5)-追込(9)-差し(7)
12R(1400): 差し(8)-追込(13)-追込(15)

勝ち馬は、番手2、先行1、差し3で差し有利。と言いながらも比較的差しでも前の方が来ている。
2着は、番手2、追込4と追込、それも限りなく最後方に近い位置からが目立つ。
3着は、逃げ1、先行1、差し2、追込2と多彩。一概には言えない。
1400mが3鞍組まれていたが、
番手-追込-差し
差し-番手-追込
差し-追込-追込
と、差し・追込が優勢。ただ追込が1着に来ることはなく、差しの後ろに追込という形。
あと、番手が2回連絡みしているが、いずれも2歳戦。ペースが緩くならない限りは残らないということか。ということは、古馬のレースでは不要とも考えられる。
そもそも、今日は古馬の芝レースが最終レースのみなので、芝コース全体的に勝ち馬は「差し」から探すべきと思われる。相手も差しか追込で考えていくのがいいのかもしれない。
ただ、2歳戦は、重賞の11R以外で番手が必ず連絡みしているように、番手・先行の粘りこみを想定しておくべきだろう。逃げは考えなくていい。
勝ち馬は番手・先行・差しから。追込を2着以降に加えて、フォーメーションを組むべきだろうが、組み合わせが多くなるので馬連または単勝で午前中は乗り切るのがベストか。

ダート

4R(1400): 番手(2)-番手(3)-番手(3)
6R(1600): 差し(8)-追込(15)-番手(2)
7R(1300): 差し(9)-逃げ(1)-番手(3)
9R(2100): 番手(2)-逃げ(1)-番手(2)
10R(1400): 追込(14)-差し(9)-番手(3)

1着は、番手2、差し2、追込1で、何ともいいがたい。
2着は、逃げ2、番手1、差し1、追込1で、やや前が有利か。
3着は全て番手。
全体的に番手の台頭が目立つ。これは絶対に馬券の軸になるが、3着ということもありうるのでワイドの軸である。
番手が勝っている時には、2着は逃げと番手。
差しが勝っている時には、2着は逃げと追込。
追込が勝っている時には、2着は差し。
例外が1つあるが、「逃げ・番手」の組み合わせか、「差し・追込」の組み合わせに3着が番手。分かりやすいといえば分かりやすい。キモは勝ち馬がどこから来るかを見極めることか。


さて、福島。中1日開くのでどうなるか分からないが、月曜も雨予報が出ているので基本的に今日と同じと考えていきたい。

4R(1200): 逃げ(1)-番手(3)-番手(2)
6R(1800): 先行(4)-先行(3)-先行(4)
8R(2000): 先行(4)-追込(10)-先行(4)
10R(1200): 先行(5)-差し(7)-追込(12)
11R(1800): 差し(7)-先行(3)-先行(3)
12R(2600): 先行(5)-追込(10)-逃げ(1)

何と逃げは1勝・3着1回だけ。
番手に至っては2歳未勝利の4Rで2着3着に来た以外は全滅。
いつもと傾向が違う。
福島の芝コースは、どうやっても上がり3ハロンタイムがかかる。それは3コーナーから残り3ハロンで、コーナーがきついので加速しようにもできない。おまけに直線は短い。だから馬場が速い時には「遊び」が相当大きくて、その分、逃げが悠々と行けるわけ。
が、今日みたいに5週目の開催で、雨も降って、馬場が悪い(実際、1秒以上時計がかかっている)と「遊び」がなくなる。そうすると、普段は脚を余していた後方待機勢が脚を使い切ることができるというわけだ。
それでも、勝ち馬は、逃げ1、先行4、差し1で圧倒的に先行有利。アタマは先行しかないと思ってもいい。
2着は、番手1、先行2、差し1、追込2で、この辺から後ろも出てきはじめるが互角。
3着は、逃げ1、番手1、先行3、追込1で、逆に前が残っている。
2着に来ている後方勢は2番人気と4番人気。変な馬は来ない。なので、

1着: 先行
2着: 先行、差し・追込の人気サイド
3着: 先行

が基本ラインか。
いずれにせよ逃げると逆噴射必至。内が悪いからかなあ。

ダート

1R(1700): 先行(3)-逃げ(1)-番手(2)
2R(1000): 逃げ(1)-差し(5)-先行(3)
3R(1700): 番手(2)-先行(4)-逃げ(1)
5R(1150): 番手(3)-先行(6)-先行(6)
7R(1700): 番手(3)-番手(2)-先行(4)
9R(1700): 追込(12)-先行(5)-差し(9)

9Rは例外と考えて、残りは、
勝ち馬は、逃げ1、番手3、先行1。
2着は、逃げ1、番手1、先行2、差し1。
3着は、逃げ1、番手1、先行3。
逃げは1000mか、新馬戦でしか連絡みしていないし、3Rも牝馬限定戦。古馬の混合戦では不利のようだ。
普段と違うのは、ダートは芝と逆に「遊び」がまったくなく、消耗戦になって「行った行った」になりがちなところへ雨が降って適度にスピードが出るから比較的差しが届くということか。
番手が勝っている時のフォーメーションは、

番手-番手-先行
番手-先行-先行
番手-先行-逃げ

で、これが基本形だろう。

おまけ 京都芝

先週の傾向を分析したら、
「先行-先行-差し」が基本と思う。
逃げ・番手は3着ぐらいなら、とは思うけど買わないでええんちゃうかと。
つうか、3連勝式なんか買えない。混戦すぎて。単勝馬連で十分。