馬場読み

まずは余談から(いきなりヨタ話から入るなよ)。
外回りになってからの阪神JFの上位入線の脚質は、

2007(良) 差し-追込-差し
2006(良) 先行-番手-逃げ

前日の新馬戦(外1600m)が
2007年は「先行-差し-差し」(この1着2着のファリダット、ブーケフレグランスという組み合わせが、まさか1年後にまだ1600万とか1000万を走ってるとは誰が想像したか)
2006年は「差し-逃げ-差し」
前日の1600万特別(外1600m)が
2007年は「差し-差し-先行」
2006年は「先行-番手-先行」
で、馬場状態として、2007年は差し有利、2006年は番手・先行有利だったわけですね。
今年はどうかというと、新馬も1600万特別も前日にはないので、先週日曜の1600万特別・ゴールデンホイップTを見てみましょう。
「先行-番手-差し」
ついでに今日の未勝利は、「番手-番手-番手」。去年の阪神JF当日の未勝利戦が「逃げ-番手-追込」、2006年の阪神JF前日の未勝利戦が「先行-逃げ-先行」。
どっちかというと2006年に近い状態ですね。
なら先行から入るのが正解でしょう。3戦して全てが先行のデグラーティア。いや、ここに答えを持っていきたかっただけなんよ(笑い)。
でも、スピード指数も上位、というか信用できそうな中では最上位、脚質もデキも問題なければ後は騎手だけ。


さて、本題。カツオ風味の本題。
あとは何も考える予定のないG1よりも目の前の中山。

まずは今日の傾向。

未勝利(1200) 番手-先行-差し
未勝利(1800) 先行-差し-番手
新馬(1600) 差し-先行-先行
2歳500万(1200) 番手-差し-番手
1000万(1600) 番手-差し-先行

注目点は、「逃げ0」。本来はそれほど逃げが不利ではないはずの中山で、今日は未勝利からして逃げが残っていない。逃げは買っちゃいかん(それが先に分かってればイチゴイチエなんか買わんよ…)。
代わって台頭しているのが、番手・先行。必ずどっちかが連絡みしている。
かといって追い込みも0。決して後方有利になっているわけではない。
ノーマル状態の1個後ろというのが見立て。
明日は、1600、1800、2000、2200の4種類。
今日は新馬戦以外は1着の方が2着より前の位置取りなので、

1600 「番手-番手・先行・差し」「先行-先行・差し」
1800 「番手・先行-先行・差し」
2000 「先行-先行・差し・追込」
2200 「番手・先行-先行・差し」

というところ。

ダート

未勝利(1200) 逃げ-番手-番手
未勝利(1800) 逃げ-先行-番手
新馬(1800) 逃げ-先行-差し
500万(2500) 差し-逃げ-番手
1000万(1200) 先行-差し-先行
1000万(1200) 先行-差し-先行
1600万(1800) 番手-逃げ-差し

2歳戦は逃げ馬天国。相手は番手・先行。3着もほぼ番手。新馬の「差し」も10頭立ての5番手。頭数が多ければ「先行」に分類される。
古馬は距離ごとに考えた方がいいかもしれない。
1200mは、どちらも「先行-差し-先行」。逃げ馬や番手が非力かというと3番人気や4番人気が番手ぐらいにつけていただけにそうでもない。少なくとも逃げ馬は軽視。
2歳戦も含めて、1着の方が2着より前の位置取りなので、「番手-先行」「先行-差し」の組み合わせか。3着は番手・先行
1800mは、能力があれば逃げも残るが、勝ちきれない。「番手-逃げ・番手-番手・先行・差し」あるいは「番手-先行-逃げ」のパターン。
まとめると、

2歳戦 「逃げ-番手・先行-番手・先行」
古馬1200 「番手・先行-先行・差し-番手・先行」
古馬1800 「番手-逃げ・番手-番手・先行」「番手-先行-逃げ」

これでバッチリ。


それを活用して、明日の勝負レース。
午前中は、なし。でも「フルイニング」は目標なので出かける。何頭か絞っておいてパドックをみて数百円程度で遊ぼう。
いや、4レース。5サーチエネミーか6ドクターグリム。まともな逃げ馬がおらんから、平地の脚で十分勝てるやろ。

中山8R

騎手に目をつぶれば、1チャームウィーク(柴山)か16ヤマニントップギア(伊藤工)。さすがに1勝騎手をアタマで買うのは無謀すぎる。
番手・先行ということで、3ティティボス(内田)か5ラオムフェーレ(勝浦)。こっちの方が勝ちそうな気がする。
先行しても差しても詰めが甘い10アプローズヒーロー、上のクラスで好走していただけに追込ではなく差しか先行してくるんではないかという予想でチェリークラウンが2着候補。

中山9R 舞浜特別

9 タカオセンチュリー
11 ナムラハンター
確実に番手で行きそうで、そろそろ順番の2頭。前走でタカオセンチュリーが0.2秒先着して斤量据え置き。とはいえ、道中の位置取りだけなので展開一つで簡単に入れ替わる。
相手は結構いるので絞れたら。

中山10R 美浦S

1ミッキーチアフルが逃げてしまうと圏外。マクリになったら勝ちまである。
確実なのは7リキサンポイント。マクれるし、余裕をもって追走するだけの能力もある。
立ち直っていれば12コスモピロリもマクって勝ってきているだけに。

中山11R カペラS

4 トロピカルライト
5 ナンヨーヒルトップ
11 ダイワエンパイア
トロピカルライトは、鷹野やなかったら単勝オッズ、半分ぐらいやろ。ダートでは底見えてないし、先行不利な展開で残ってることが多い。いちおう、G1の2着馬でもあるしなあ(笑い)。ただ、逃げたらおしまい。
ナンヨーヒルトップは、札幌の1000万と前走1600万の勝ち方がえぐい。問題は大先生。
ダイワエンパイアは実質6連勝してるようなもん。前々走はバンブーエールとクビ差で、前走は展開。ただ、そういうとこで足元をすくわれる馬でもあるのは確か。
その足元をすくった10カルナバリートや、脚質がどうも2着3着の1リミットレスビッド、2ビクトリーテツニー

中山12R

明日のメイチ勝負。
勝ち馬。2 スーパープライド。
相手。1フレアリングベスト、3セヴンワンダーズ、4アマミスウィフト、9アイリッシュホーク。
他の馬とは越えられない壁がみえる。
脚質を考えても騎手を考えても、スーパープライドは順番が回ってきた。
というより、他の馬を考えたらどうやってもこれ以外に勝ち馬が見えてこない。
2着候補に挙げた馬も、1は脚質、3は休養明け、4は脚質、9は騎手と脚質と能力とそれぞれに不安があって、他の馬は言わずもがな。
本来なら追込一手の1なんかは買えないけど、このメンバーで頭数なら捌けるし、能力でナンボでもできる。ここ1点勝負でもええけど、今日の反省から1点ではなく逃げ道を作っておく。ほしたら3なんやけどね。
まあ、4も差はないから、今日の最終から得た教訓で、1着固定の3連単流しやろ。9は切ってもええかもね。