北海道と福島

競馬

３場目の福島のデータを拾ってみた。
すごいね。
何がかというと、ペース。
北海道の２場とは全然違う。
よく「ローカル」「小回り」と一緒くたにされるけど、全く別のコースよ。
特に顕著なのが芝1200ｍ。
走っている馬やクラスが違うとはいえ、函館も札幌もここ１０年で最速の前半ペースは３３秒弱。
ところが、そんなレベルのペースは福島ではトップ３０にも入らんのだ。最速のペースはなんと「３１．８秒」！
原因はというと、コーナーが短いということは直線が長いということなのです。残り600ｍ地点が３コーナー中ほどにあるけど、ここまではコーナーが緩いのが福島競馬場。ガツンとスピードが乗ったまま緩いコーナーに入っていくからあまり減速しない。
これが函館ならコーナーがそこそこきついので落ちるし、札幌はそもそも３・４コーナー中間ぐらいが残り600ｍ地点なのでスピードは落ちきっている。
もちろん野芝と洋芝の違いもあるけど、これはコース形態のほうが大きいと思う。
いずれにせよ、北海道と福島では全然違うコースなのだ。