中山のダート

「競馬最強の法則」を立ち読みしていたら、「12月と1月の中山ダートは全然タイムが違う」という記事があった。
内容を要約すると、

  • 凍結防止剤の影響が大きい
  • 凍結防止剤を散布すると砂が密着してタイムが速くなる
  • 重馬場より悪くなると凍結防止剤は流れるので影響がなくなる
  • 12月は様子を見ながら凍結防止剤の散布を決定する
  • 1月は最初から凍結防止剤を散布する
  • ゆえに12月より1月のほうがタイムは速くなる傾向にある


気になったので調べてみた。データは良馬場限定で2003年〜2007年の5年間。
数字は左から、開催月、古馬500万の平均タイム、古馬1000万の平均タイム

○ダート1200m
1 1.12.9 1.11.8
12 1.12.3 1.11.6
○ダート1800m
1 1.56.0 1.54.7
12 1.55.1 1.54.0

大ウソやん(笑い)。
結局、凍結防止剤がどうのと頭の中で理屈をこねくり回す前に実際のデータを集計してみる方が馬券を考える上では有効なんやなと思う。
ただ、連続開催やのに、クラス半分ぐらいタイムが違うというのは驚きですね。