ヱヴァンゲリヲン破

休みなので映画でも観にいくべとクルルァに乗り込んだのはいいが、どうも平日にしては駐車場が混んでいる。そんなに人大杉なんかと思ってチケットを買う。
「1,000円です」
あ、ホント…
映画の日やったんやな。もう忘れたわ。
序は概ねテレビシリーズをなぞった内容やったんが、破から大きく軌道を外れる。別にテレビシリーズが最強とは思わないので、それはそれでよいと思ふ。
が、登場人物の一人ひとりの役割が何か浅いな。
映画で2時間、テレビで言えば6回分。この間に初めて出てきて、終わった時には死んでる(いや、死んでない)わけやからね。周りも何が何やらわからんままに状況が変わったりしているのに、新しいキャラクターは出てくるし、一部の主要人物を除いて省略が多い。
それは主要人物に焦点を絞った結果の裏返しでもあるわけだが。
特にテレビシリーズでは「孤独」に対する絶望やら何やらから解決へ向かうところで終わるわけだが、劇場版ではそこは破でオシマイにしたいのか、一気に、別の方法で解消されていく。ただ、それは全体の中での始まりでしかないようで、3人のパイロットがつながりを見せてくるところから新たな展開へと進む。
単に焼きなおしているだけでなく、別のテーマへのアプローチということか。
次を観てみないと何とも言えないが、単体でみたら仲良しごっこと狂気の映画やね。あくまでテレビシリーズと劇場版を結ぶ架け橋としての役割というか。
まあ、そういうことよ。