中山移住計画その５６ぐらい

本日、万損の事前審査を申し込んできました。
無理のない借入額なのでまあ通るやろうと営業の人にも言われたわ。
その上で、手付金の振込みとなる。これが結構高い。さすが天下のMTI。
最初に言われた額は、正直、財形を全部崩してか、クルルァを即金払いで売り飛ばすかせんと間に合わん。交渉して、手持ちで何とかなる額におさめてもうたんよ。どっちみち最終的には全額振り込むから一緒なんやけど、クルルァを売り飛ばす分やら会社から調達する分を当て込んどったから、ちょっとどうしようかって思ったわ。やっぱり手持ちで持ってへんとな。

ただ、手持ちがかなり寂しくなってしまうので、やはりこの３連休でクルルァを売ってしまうべきやろうなと。特にそら賞与が出ている今がお店も売り時。多少高くても売れる。すなわち多少高くても買い取ってくれる。

まず調査した価格から「１００万あったらそこで置いてくるべ」と、コテ調べにディーラー系のシンドバッドへ。マツダの販売所を併設しているので当て馬にはええやろうと。
乗り込んで「買取査定お願いします」言うたら、店名がシンドバッドだけにアラブ人が出てきよったみたいなんや（笑い）。実話よ。
１５分ぐらい実車をみて、その間にワシが簡単な書類を書いて希望額のとこには「大阪１００万円」と記入する。
実車検分のあと、ワシの希望額をみながらアラブ人が
「ワタシノトコデモ、ホシイクルルァデスノデ、ゴキボウドオリいきマショウ！」
とか言うんよ。はぁ？　張り合いないやん。
何かひっかかるんよ。
モヤモヤ感が。
このモヤモヤが湧いてきた場合、よくないことが起きるというワシの経験則。後から「やっぱりどこそこがへこんでましたので１０万円引かせてもらいます」とか言われるんちゃうんと。
そもそも、どこがへこんでるとか、どこが事故してますねとか、そういう説明が全くない。はっきりいってアヤシイ。限りなく黒に近い。絶対言われるぞ、これは。
適当に書いた額でいきなりゴーよとなったが過信したらアカン。

次にガリバーへ行ってみたんよ。ここは前にも３２で査定してもらって細かいとこまでみられたので、その点は信用していい。
案の定やったな。
まず査定マンの開口一番「このクルルァ、後ろなにかヤってませんか？」
そんなん、クルルァでオカマとか考えただけであかんわ。
いっぺんテールランプをぶつけたことはあるけど、バンパーまでいってへんし、まあ前のオーナーやろ。ただ、そんなに大きなアレではなくて事故車にはならんということでセーフ。あぶなあぶない。
その上で、いきなり暗黒な話題から。
「残念ながら今の８の中古車相場は…」
カーセンサーやらを開いてみたら下は６０万台から、だ埼玉あたりでは１００万を切る価格帯で売っている。この辺はナシって書いてても実質事故車なんやけど、よっぽど程度がよくてナビやらいろんな装備がついとってようやく１５０万。なるほど。
中古車屋の実入りがナンボで、ガリバーの実入りがナンボで、経費がナンボ、と逆算していったら
「あ、ホント…（絶句）」
という金額が。
なんと５０万円ですよ、奥さん。たったの５０万。
誰が売るねん、って思ったわ。
「が、」
自賠責やら税金の分がなんやかんやであるので、結局３０ぐらい上積みになる。その辺の仕組みはよう分からん。ただ、何かの手品でいきなり相場の下にはかすってきたらしい。でも２０万差がある。もう直球勝負よ。
「別のとこで１００まんえん言われてるから、これでは売れん」
そしたらまあ、慌てる慌てる。何で１００万もつけるんかとかブツブツ言いながら上司と相談してきたらいきなり１０万円査定額が上がって、しかもクレーム保障も無償でつけてくれると来た。どんだけ買い叩いとるねん。

が、これでも１０万も差があるしなあ、と渋っとったんよ。
シンドバッドに電話して、
「おまいら、ホンマに１００万びったし払うんやろうな？　後から『オキャクサンヤッパリ２０マンナオスノニイリマスヨ』とか言うんちゃうん」って聞いて念押ししたんやけど、
「ウチデハバイバイケイヤクショヲカワシマスカラ、ソンナコトハナイデース」
って契約書作るの、当たり前やん。ますますアヤシイ。もちろん、ガリバーみたいにクレーム保障とかはない。ここの１０万差は微妙やねと思いながら電話を切ってテーブルに戻ったら、査定額がまた５万上がってる。ちょ、お前ら。どんだけボッとんねん。
さすがにこれ以上は額が上がらなさそうやったのと、ガリバーからなら歩いて帰れる、すなわち書類をそろえて持っていくのも楽なので、まあ５万差で絶対にこの金額が保障されるんならええやろと即決。実際、同じような装備、年式、走行距離のクルルァの中古車価格をみていても、これ以上の金額はつかんやろと。
問題は、今年の納税証を紛失してもうたことか。車検がない思って油断しとったわ。まあ、時間がちょっとかかるだけで証明書は出るからええけど。

そんなわけで、手付金を支払ってから、クルルァの売却金額が入金されるまで、超貧乏です。このタイミングでは財形をおろすよりもクルルァの方が早いやろうしなあ。
おまけにローン残額が差し引かれるので、実質、半分ぐらいしか入金されないというオチ。まあ、これはどうせ繰り上げ返済しようと思ってたから手間が省けたようなもんやけど。

＜教訓＞
ガリバーの提示額はボッタクリ。（査定額アップ）１割２割は当たり前。
まあ１０分もやったらすぐに上がるで。