宣言

あーあ、ホンマに獲ってまいやがった。城島。
どうすんのよって。あんだけ隔年ぐらいでドラフト指名してきたキャッチャー、ほとんどパーやんか。まだ20代前半の若いのはまだしも、狩野なんか若い若いいうてももう何年かで30に手が届くんよ。
今の選手寿命は昔よりはるかに長くなっていて、阪神にはご老体がようけおるが、城島もケガさえ治してきたらまだ5年ぐらいやれるやろ。その5年間は、飼い殺しなわけである。どこかの讀賣でみた光景。
じゃあ城島を3試合にいっぺんぐらいベンチに下げたらええやんという話もあるが、当の城島が試合に出たいから出場機会のあるチームを選んだという。なるほど、それでソフトバンクではないんやなと。ここからは推測やけど、優勝争いできるチームでないと面白くないというのがあるやろうから、いくらフル出場保証でも横浜には行きたくない。同じパリーグは気まずいから行きたくない。
そうなれば、そうなるやろ。
問題は何かというと、2点。
1点目は、散々いうてるように、他所から育ったもんを拾ってきて「ワシが育てた」いうのはもうやめろと。阪神という球団が育成ヘタなんは分かってる。でも、育てられへんから他所からもらう、というハナから投げ出すのはよくない。じゃあ、ドラフトで選手獲らんでええやんって。
いっこも獲るなとは言わん。せめて、育てたけど芽がまったくない、年寄りをそろそろ引退させたい、そういう急場しのぎでとりあえず2,3年、ちゅう昔の助っ人みたいな感覚で補完しつつ、育成をするというのが筋。ましてや、キャッチャーは、今年の狩野がそうであったように、出場しないことには成長も何もないポジション。だから育てるのが難しい。それを下手したらフルイニング出てしまうような選手を獲ってきてどうするんよと。
ああ、そうですね。今後ずっとこの方針でいくわけや。キャッチャーは育てるのが難しい。育てようとしたけど、全然ダメ(狩野ですら、肩が弱いからダメらしい。そんな完璧な選手、何十年に一人やで)。だから、全部よそのお下がりで。
分かりやすいですね。乱獲万歳!
2点目は、年俸の高さ。そら城島にも生活はあるやろうし、税金も払わなアカン。でも、4年20億って、お前、出しすぎや。これでヤニキに始まる乱獲選手は、新井大選手に続いてレギュラークラスで3人目。3人で年間12億か13億。広島1個、買えるで(冷笑)
数人が突出してると、契約更改のときに、「アイツがいくらで、ワシがなんぼ。おかしいやん。ワシと数字かわらんで」とゴネる輩が出てくる。当然やろ。クビにするわけにもいかんし、最後は球団が歩み寄る。連鎖的に年俸高騰。
今の日本球界のマネーバランスをおかしくしてるんは、讀賣やのうて金満阪珍よ。もう蔑称でええやろ、こんな球団。マネーゲームはせんというてる割にはハナから他所の球団が手をだせんような金額を提示する。それがマネーゲームで、万が一、他の球団がそれより上で獲ってしまったら、その選手一人のためにチーム内のバランスが崩れる。そういうのを阪珍フロントは何にも考えてへん。ウチだけよかったらええやんって。選手かって貰えるとこ行くで。
この2点、やってることは、10年前の金満讀賣全盛期と全く同じ。ワシらがさんざんバカにしてきた讀賣よ。どんだけ弱くても、金で買った優勝よりは貧しき身分。清貧やわな。これは一つの哲学で、潔いとワシは思う。もちろん、それがよいというわけではないが、札束で顔しばいて「おらおら、ワシのいうこと聞けや」という成金趣味な強欲親爺は最悪である。何も趣味のプロ野球応援まで、そんな欲まみれのドロドロしたもんみたない。


よって、ワシは、今日限りで、阪神ファンを引退する。
こんな金満球団、応援なんかしてられるかボケ!
つか、ヘドが出るわ。まだ今の讀賣フロントのほうがマシじゃい!
今日から球団は、オリックスのファンになるので、勉強しよか。


もちろん、選手は一部をのぞいて悪くないと思うので、今までどおり生温かく、
「桧山〜、どうせ出てきても三振やろ〜」
「平野、シャクレや、ゴルァ」
と見守っていきたい。球団のファンはやめるが、生え抜きで頑張ってきた連中や、カネやない連中は、応援してやりたい。
要するに、城島を筆頭に、5番を打ってる25番のとか、4番を引退するとかいうてる前に選手引退を考えれという愛煙家とか、契約交渉で金額を吊り上げるだけ粘るが肝心の投球は粘りが今一つのストッパーとか(この人は今年はメジャーメジャー言わんと殊勝な心がけやけど、なんかあるんちゃうんか)。あんたら、そんだけ金もうてるんやったら年俸と同じぐらいブッチギリでセリーグ制覇してみいやと。最後の人はまあ貢献してるからアレやけど。2人で7億だか8億だかもらって打率2割6分、合計ホームランはおかわり君と同じぐらいってどんだけやねんと。


さよなら、さよなら、バカ球団
ほーたーるの(ry
やると江夏さんに怒られるからやめとこ。