普段観んようなもんを(ry

そろそろ大型連休恒例になりつつあるこの「普段観んようなもんを観てもうた」。
今日は家で映画館でと2本立て。
まず映画館で、とりあえず観てきましたというのだめ。
まあ何というか、ここで終わってよかったねというのが率直な感想。テレビシリーズが一番面白かったな。
原作も無理やり終わらした感が強かったけど、ラストまでの展開が一直線すぎて何だかなあ。
音響のよさを度外視したらDVDでもよかったんちゃうんぐらいの感じ。
他の人らはどうなんかね?
何となく笑いの起きるシーンも少なかったし、シリアスに運ぶには無理のある作品やし。もっと笑いに走ってもええんちゃうんぐらい思ったりする。


家帰ってメシ食いながら録画しておいた「ラウンド・ミッドナイト」を観る。
筋とか設定とかはウィキでもどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88
こまけぇこたぁいいんだよ。
カレー食いながらノホホンと観ておったのだが、途中で「これは2chステレオで聴くのはもったいない」と思い、さっさとメシは片付けてサークルサラウンドに切り替えて観てたんよ。
いや、反則やなあ。これは。
登場人物がみんなグレートなジャズメンなんやもん。
ピアノをみるとハービー・ハンコックが弾いてるし、ジョン・マクラフリンやらロン・カーター(そういや昨日、ライブを観てきましたよ)やらが脇を固めている。どこのマイルスバンドやねん。
そして、主人公はデクスター・ゴードン
おいおい。
そら演奏シーン、めちゃくちゃ凄いわな。思わず身を乗り出してしまう。
ストーリーとか、どうでもええ。ツッコミ始めたらキリのない展開。でも、これはアレよ。音楽映画としたら、先ののだめとは天と地の差よ。のだめで言うたらセンパイの吹き替えを小澤征爾クラス(を若くした)のがやって、ピアノの吹き替えをアルゲリッチ(顔は似てるがアンジェラ・アキは不可)がやるようなもんよ。
どうせストーリーなんか無視するんやったら、豪華メンバーによる演奏やわな。そっちの方が見どころ、というか聴きどころがある。
ところで、エンドロールをみていると、さりげなく「ボビー・ハッチャソン」とか書いてあってワロタ。