ネオサンハロンシスウ

別に馬主小林氏でも何でもない。
3F指数の発展版のメドが立ったというだけだ。
これを全部カタカナにすると全然違う文章に見えるから不思議だ。
サンハロンシスウノハッテンバンノメドガタッタアッー!
ハッテンバだのタッタだの。なあ。
さて、肝心の話だが、改良点は次の通り。


1.反比例ではなく正比例ととった。
2.レース内で基準ラインを決めて指数化する。
3.x軸はペースタイムだが、y軸を上がりタイムから走破タイムに変更。


1.は、これは以前にも弟子のイヌ君に指摘されていたが、実際に走ったタイムをx軸にペース、y軸に上がり(または走破タイム)でとると、直線に近い分布を示す。理論上は、「ペースが速いほど上がりへの影響度が大きい」となるが、実際にはそれほど大きくないということだ。


2.は、コースごとに基準タイムとかを設けてもいいが、ハイペースとスローペースとでは別のコースを走っているぐらいにレース内容が異なる。これを同じ基準で評価しちゃいかんだろ。考え方は、それでもコースごとに基準を設けないと「ものさし」は作れないのでペース差はあきらめようという西田式スピード指数と、じゃあレースごとに基準タイム作っちゃえよ。新馬戦?そんなん知らん分からん。という石川式時計理論の違いみたいなもん。例え話が20年前の次元でスマソ。どっちかというと石川式のやり方を採用したというわけだ。


3.は、上がりでは単純に上がりタイムだけで差がつきすぎてしまうので、直線しか競馬をしなくても評価が高くなってしまう。しかし、走破タイムというのも能力を表す大事な要素。3秒も時計が違うのに、上がりタイムだけで同レベルと評価はできんだろ。


結果としては、基本的に末脚を評価しつつも、ある程度先行馬を高評価できるものになったと思う。というより、そうでなかったら中山では実用化できないのでワシには不要。そういう仕様にはなっているはずだ。
今週末は無理にしても、早ければ来週ぐらいから実戦投入できるかもぐらいのカルストンライトオ並みの超ハイペースで準備は進んでいる。