焼き鳥はうまいなあ

浦和で焼き鳥を食ったら焼き鳥を食らってしまった。
なんせ1番人気がポンポン飛んで逃げ馬が捕まって、もうどうせえというのか。
本当はこんな日は大人しくしているのがイチバンヤー。
さて、有馬記念の枠順が出た。
ワシが1ヶ月前から口を酸っぱくしていうていた「4枠8番」は芦毛メイショウベルーガ。さすがにないか。しかし、芦毛までは出来過ぎ。
ところで、今回はG1馬が大挙出走で取捨がキモになる。なんせG1馬でも8番人気以下のあることが確定しているわけで、人気の盲点をついた馬券でウマーとなるかもしれない。
過去10年ぐらいの傾向から考えると、宝塚記念秋天、JCを連対している馬というのは牡馬だろうが牝馬だろうがかなりの確率で好走、というか勝っている。去年も2着のブエナビスタダイワスカーレットに近いパターンで、これを買わない手はない。
大して3歳クラシック好走馬。これが惨憺たる成績で、そもそも出走すらほぼないのが皐月賞馬。皐月賞しか勝っていないケースで出たらほぼ惨敗。ダービー馬はもっと悲惨。軒並み討ち死にで、例外は三冠馬のみ。唯一好走している馬が何頭かいる菊花賞馬は不在。さらに全てのレースで連対あるいはそれに近い着で古馬とのG1でも好走していた馬はやっぱりそこそこ止まり。
ヴィクトワールピサはちょっと保留にしても、エイシンフラッシュローズキングダムあたりはいらないのではないか。
最も悲惨なのがNHKマイルC優勝馬。そもそも有馬記念に出てこない。ダノンシャンティと同じローテーションの馬がかつて1頭いた。シンボリインディ。終了。
3歳の時にしかG1を勝っていない古馬は近年来たことがない。(もしかしたらかなり遡ってもないかもしれない。)オウケンブルースリレッドディザイアは消える。
残ったドリームジャーニーにも不吉なデータがある。有馬記念で複数回馬券になっている過去の勝ち馬というのは、その年に必ず古馬のマイル〜中距離のG1を勝っている。テイエムオペラオーマツリダゴッホも破れなかったジンクス。


となると、実は買えるG1馬が非常に少ない。1頭も馬券に絡まないという年はなかったので、ブエナビスタ鉄板軸と思うが、2着3着ともにG1未勝利馬が突っ込んできて大荒れの年かもしれない。この手の激走パターンは大きく3通り。
1.中山の鬼(マツリダゴッホエアシェイディなど)
2.古馬のG1で複数回馬券になっている(ハーツクライシルクフェイマスなど)
3.初コースだがG1で連対実績あり(リンカーンシルクジャスティスなど)
最も頻度の高いのが1のケース。ほぼ毎年来る。そのうち最重要なのが「その年のうちに中山の中距離重賞で馬券になっている」こと。エアシェイディアメリカンボスなどのパターンで概して人気がない。今年はこれがたった1頭しかいない。


ネヴァブション


絶対来るで、これ。
次に2のケース。これは今年該当馬がいない。
3のケースは紙一重だが、人気がないのなら買っておいて損はない。今年の該当馬はペルーサ。(また人気先行しそうな。)
その他に要注意なのが、中山2戦2勝のトーセンジョーダン(でも古馬になってからは中山を走ったことのないケースはあまり来たことがない。)、条件戦を中山で勝ち、ステイヤーズSで2着の隠れ中山巧者ジャミール(これはアドマイヤモナークのケースに非常に近い。)の2頭。特にジャミールは人気も全くないだろうし。


結論としては、マツリダゴッホのように全部ブッコ抜けるような穴馬はいなさそうなのでブエナビスタ頭固定の1頭軸3連単小銭買いで、
ネヴァブションペルーサ、ジャミールの3頭流し。6点。これがワシのグフフフ馬券。2年前の再現よ。
ちなみに、有馬記念は人気が全くあてにならない。4混だろうが5混だろうが人気馬が来ない。普段買わんような人らが名前だけで買ってる(それも万単位で)やろうな。