運送屋に頼らずに自力で求めに行くということ

全国的に燃料不足や交通マヒによる物流の悪さが指摘されていた先週。こんなときに限ってほしいものが出てくる。例えばCD。別に地震でヒマなのでCDでも聴こうというわけではない。それなら手持ちのものでよろしい。それより先に発売日が決まっていたのだから仕方がない。

本来なら買うのは決めてるし、めんどくさいのでamazon先生でポチッと行きたかったが、CDごときよりももっと救援物資を運んでやれと思ったので店頭へ。
と思いきや節電で店が早仕舞いしているので平日には間に合わない。所用で帰省したついでに寄り道をしてようやく買ってくることができた。
そこまで苦労したせいか(?)、あるいは最近のスタンレー・クラークバンドではサポートだったというのもあってか、1曲目の「Voice」から始まって何だか懐かしい感じがした。懐かしくてでも新しさも感じる。節回しはまさに上原節。しかし、粗さが少なくなって流麗なメロディが流れてくる。聴いていてワクワクというよりも落ち着いた気持ちになってくる。それでいてリズムをとっている自分がいる。聴き込めばもっとよさが分かってくるのだろうが、ファーストインパクトも大な1枚。