指数を退化させてみた

この数日、ひたすら作業に没頭していた。
何かというと、出走表に載せている指数を変えることにしたのだ。
3F指数からスピード指数へ。
はっきり言って退化である。だが、コレデイイノダ
理由はというと、まず3F指数ではやはり追込馬に甘く逃げ馬に厳しい数字が出てしまう。競馬は前に行った方が断然有利なのに逆に働いてしまう指数では意味がない。このバージョンではかなり修正をしていたが、それでもダメ。
そもそも、ペースまで加味した指数を予想に使うなら、ペースの予想もしなければならない。そこができていないんだから意味がない。5年ほど前にやったことがあるが、まあ、ペース予想の当たらないこと。
さらに言えば、走破タイムを左右するファクターとしては、展開・ペース以外にも騎手やら馬の体調やら気候状況やら山ほどあるわけで、その中でペースだけを殊更に取り上げるのもイカガナモノカ。
だから、結果として集約して現れている走破タイムだけに焦点を絞ることにしたのだ。
展開は、スピード指数の背景を考えていけばいいと思う。


さて、ただの指数は作らんよ。


1.走破タイムによる指数補正
これは西田式が昔からやってるのに似たようなもので、1000mでの1秒と3000mでの1秒の価値が同じわけない。そこを補正した。当然、斤量差の影響も同様。つまり、短距離ほど斤量差が大きくきいてくるわけだ。(本当は速いラップタイムの部分にはきいてくる処理をすべきなんだろうが。)


2.レースレベルはクラスによって決定
上位2頭や3頭だけみれば、500万のレースなのにOPレベルというレースはまれにあるが、出走馬全部をみれば、500万のレースは500万のレベルになる。未勝利も然り。ただし、出走頭数の少ないレースは紛れが生じてしまうというマイナスもあるが、誤差の範囲とする。
これによって、格段に取り扱いが簡単になった。極端に言えば、南関でも同様のことが簡単にできる。(ただしクラスレベルを設定するのが難関だ。)
大雑把に、
45:未勝利脱出レベル
50強:500万勝ち上がりレベル
60弱:1000万勝ち上がりレベル
60強:1600万勝ち上がり、OP特別入着レベル
65:OP特別勝ちレベル
70:重賞勝ちレベル
75:G1勝ちレベル
かなり大雑把だが。
今週末から適用できるので乞うご期待。