国立シンフォニカー

いただきもののチケットがあったので聴きに行ってきた。
元々はウィーンフィルコンマス呼んでヴァイオリン協奏曲をやる予定だったのが、大人の事情で来日中止になり、ラフマニノフになったらしい。ワシがチケットをもらった時にはすでに変更されていたので知らなかったんだが。
そのラフマニノフの2番。いや力強い。普段はリヒテルのアレで聴いているので余計にそう感じるのかもしれないが、力一杯叩いてますよという具合で、ちょっと引いてしまった。指は速くてテクニックはあるんだろうが、個人的には好みではなかった。ラフマニノフというともう少し繊細なイメージがあるんだが。
ブラームス2番。弦はまずまず。ゆったりとした流れで田舎の情景が見えてくるよう。なかなか手堅い演奏だった。思っていたよりもよかったんじゃないだろうか。あっという間に第1楽章が終わって。時間を感じなかった。
たまにはこういう休みの日もいいな。しかし、やっぱり遠いわ。武蔵野線を一周してなあ。府中開催でもよう行かんのに。