今年の収穫

大井競馬を3日間残しているが、今年も中央競馬は開催終了となり、ほぼオワタムードである。
今年も馬券術を改良してきたが、例年に増して実りの多い年となった。そこで、その収穫を挙げてみよう。


1.枠による取捨
今年の春頃から出目のメモをとり、内が有利か外が有利か(単純に言うとそういうことだ)を見てきた。
これは、その日というよりも、むしろ後日になって有用だと気付いた。
もちろん、その日の傾向を知り、当日、あるいは翌日の買い目選定に生かすこともできる。が、そんなことは実践している人も多い。
あまり生かされていないであろう馬券術は、
「近走を不利な枠で負けた馬が好枠に入ったところを狙う」
だ。
単純に好枠に入ったから狙うのではない。好枠の中でもより好条件に転化する馬を狙うべし。
ある意味、距離短縮や芝ダート変わりなと、条件変わりの馬を狙うのに似ている。
この馬券術は想像以上に穴馬券をとれるので、本命党だけでなく穴党にもオススメだ。(が、毎週、メモをとるのは存外手間がかかるので閑人向けでもある。)


2.騎手と厩舎の関係
iPhoneにネ申アプリがある。「買える騎手・損する騎手」という無料のアプリだ。騎手と厩舎の組合せによる勝率、連対率、複勝率を調べることができる。ただし、更新は半年に1回。
このアプリの優秀な点は、毎日各場1レースだけ「注目コンビ」が1組掲載されるのだが、馬券になる率が高い。
しかもタダ(笑い)。
競馬アプリで何がオススメかと聞かれたら、間違いなくコレだ。
しかし、難点は更新が半年に1回という点で、年末にもなると、データが古くなってしまう。そこで、TARGETから出力できるデータを元に自作して、オリジナル出馬表に組み込んでみた。
やってみて分かったことは、今までいかに無茶な買い方をしていたかということだ。こんな組合せ、来ることがないのに、と。
もちろん、騎手と厩舎のコンビ勝率が高いからといって即買いかというとそういうわけではないが、勝っているのは大概がコンビ勝率の高い組合せであるのも事実だ。


3.単勝
自分は馬券センスがないと思う。
3連単という馬券は馬券センスを要求される。どの馬を買うか、あるいは何着に据えるか。よくあるのは、選んだ馬は全て掲示板に載っているのに組合せが違うという事象。これはもう馬券センスがないとしか言いようがない。
こういう人たちは3連単を買うべきではない。
では、どうするか?
もっと当たりやすい馬券を買えばいい。
馬連か?
ワイドか?
この数年試行錯誤して辿り着いた結論は、
馬券下手は単勝を買え!
3連単を買う場合でも、1着に据える馬は1頭か2頭ぐらいに絞られてくる。そして、そこは合っているケースが多いのではないだろうか。そこも間違えているようであれば、それは根底から考え直した方がいい。
1着は当たるのに2着3着が当たらない。これが3連単で外れる人に多く見られる症状だと思う。
だったら、その3連単を買う金額、全部単勝に突っ込めよと。
単勝は1点で買わなければならない、ということはない。2点買っても3点買ってもいい。
かっこ悪い?
そんなセリフは勝ってから言え(笑い)
実際、自分の知り合いでも単勝を17点買って万馬券を的中させた人もいる(春天だ)。何点買っても勝てりゃいい。むしろ、3連単で何百通りも買って外れている方がかっこ悪くないか?
WIN5が転機で、あれを始めたことで、単勝は2点くらい買った方が確実に拾えるのだと分かった。障害だって、2頭買っていれば2頭とも落馬するケースはかなり低い。
単勝2点買いの難点を挙げれば、
・儲けが少ない
・なので毎回当てないといけない
ところ。
特に、儲けが少ないのでレースは厳選しなければならず、1日に1レースか2レースくらいしか勝負できるレースはないと言っても過言ではない。
我慢の利かない人には向かない馬券術でもある。