全然それらしい雰囲気もないが夏競馬開幕

やはり違和感がある。
梅雨入りしたての時期に夏競馬と言われても。
体になじんだ季節感とマッチしないのだ。
とはいえ、いやでも夏競馬が今週からスタートする。
POGファンにしてみれば新馬も始まり、新しい1年の始まりだが、馬券的には何といっても降級馬と3歳馬。
去年から前倒しになったので今後傾向が変わる可能性はあるが、基本的に降級馬が有利なシーズンだ。
一方で降級馬に騙されてということも後を絶たない。
また、3歳のレベルが云々とも言われるのがこの時期。
買える降級馬、買えない降級馬、3歳馬の買い方。このシーズンどうすべきか?
結論から言うと、クラスごとに変わる。
500万では、降級馬よりも3歳馬が狙い目だ。
降級馬も勝負になるが、どうしても人気になってしまうので旨みが少ない。その点、3歳馬はよほど圧勝していない限りは飛び抜けた人気にはならない。
しかし、1勝クラスというのは3歳の500万特別の結果を見れば分かるように、存外、クラシック出走馬と接戦を演じている馬も多い。
斤量も軽いので、割と3歳馬の勝ち上がり率が高いのだ。
逆に1000万より上では降級馬だ。
3歳の2勝クラスだと、芝ならクラシック路線、ダートならOP特別からユニコーンS、JDDへと。そういうのが基本的な路線。
ところが、クラシックは終わったばかりなのでまだ上位馬(これは1000万で勝負になる)が出てこない。
ダートは中距離はまだ3歳同士でやれるので、よほど捻くれた陣営でない限り出てこない。
可能性があるとすれば、芝ダートとも短距離だろうか。(かと言っていきなり安田記念は、よほど古馬のメンバーが手薄でない限り厳しいだろうが。)
どのみち人気する降級馬を狙うよりも、盲点になっている3歳馬狙いで500万の方が面白いんじゃなかろうか。