土曜の狙い

リクエストもあったので、とりあえず障害未勝利戦は買わないまでも見解だけ書いてみよう。
それも踏まえて、まず明日の一日一善。


函館2レース
函館のダート1000は、ほぼ行ったもん勝ち。なので追込馬を買うのはほぼドブ捨てである。
単勝であれば、逃げ・番手(つまり成績欄が赤か黄色の馬)から高指数・そこそこの騎手・それなりの厩舎を選べばOK。比較的当てやすい(はずの)条件である。その代わり配当も安いんだが…
このレースは、ブルーモントレーが逃げて、アスターストームが番手につけそうなメンバー。6/23の函館2レースと同じ展開だろう。当時、ブルーモントレーが3号ゲート、アスターストームが7号ゲートで、少しずつ外へずれたが、他に速そうな馬も少なく、あまり影響はないだろう。2頭の相対的な位置も変わっていないので前走を信用だ。
ところで、この2週間に数字で客観的に表れる1つ大きな変化が生じている。菱田騎手の減量が変更になったのだ(△から☆に)。最近よく勝っているので仕方ないが、ブルーモントレーの方は前走比で1キロ増になる。
斤量の影響だが、個人的には長距離よりも短距離で効き目が大きいと考えている。瞬間の速度が速いほど斤量の影響が大きいのではないかと思うのだ。だから芝の状態がよく速いタイムの出る夏競馬はハンデがよく効くし、新潟の直千はとにかく最軽量馬を買うだけでも当たる。牝馬のほうが軽いので「夏は牝馬」の格言も成り立つんではなかろうか。
前走、0.3秒差の2頭だが、よりアスターストームに有利だとみる。
武田厩舎が青色でやや不安はあるが、未勝利戦なので紫でなければOKとしておこう。(実際、未勝利戦程度なら青色の厩舎も結構勝っている。)


中京4レース
障害の未勝利戦。ほぼ勝ち上がるべき馬が勝ち上がってしまい、これから障害入りしてくる馬に注目だが、さすがに初戦から勝てるほどは甘くない。
中京の方はまだ「コレ」という馬がいる。
タッチドヘヴンリーは障害を3走して9,3,2。ここ2戦は上がりも速く、指数も高い。(とはいえ、勝ち上がるための水準ぎりぎりだが。)脚質も安定して先行できているし、騎手も障害では超一流の北沢騎手であれば問題はない。
強敵はヤマニンメダイユで、これは前走が障害初戦。様子見で差してきて4着とまずまず。上がりもタッチドヘヴンリーと差がない。
また、別路線のネオファッショ、アスターコリントも指数では差がなく、上がりも速いので、きっちり当てようと思ったら4頭買わなければならない。勝ち上がるべき馬がいなくなったので、次点組で僅差の争いが続くのだ。


福島4レース
ブレイクチャンスの指数が抜けていて、50というのは楽に勝ち上がれる水準である。
が、ブレイクチャンスは怖くて買えない。
まず、休み明けであること。いきなり仕上げてきて勝ち上がらせるか?
次に前走で落馬していること。この馬はスピードが上がった時の飛越があまり巧くなく、2走前の中山でも最終障害でやや着地に失敗している。この時はハイペースでかなりへばっていて、上がりもかなり遅い。
騎手の浜野谷というのも決してプラスではない。むしろ、下から数えた方が…
ただ、このレースは他の馬のレベルが低く、次点がトーセンタイガーだが、これは騎手を見たら瞬殺すべきで、後はちょっとどうにもならん。
消去法でブレイクチャンスを買ってもいいが、どう考えても1.5倍以下の見込みで、それに見合った馬ではないのでケンすべきだろう。(勝つ確率はかなり高いと思うが。)