逆襲の圭太

今注目の騎手を挙げてみよう。
まずは、ここからしばらく大逆襲が予想される戸崎騎手。
現在、10勝で関東リーディング3位につけている。が、勝率は9.9%。悪くはないが、他のトップジョッキーを比べるとやや見劣る。例えば、関東リーディング1位の田辺騎手は11.5%、2位の蛯名騎手は14.0%、4位の内田騎手は11.1%だ。
戸崎騎手の高額条件レースでの稼ぎどころというと、やはり堀厩舎。ところが、年末にはムーア、年明けにはベリーと外人騎手が堀厩舎の主戦として起用されてきた。
まだベリー騎手は残っているが、ぼちぼち戸崎騎手に戻りつつある。今週は3日間の開催で、戸崎騎手のいる東京は土曜2鞍、日曜1鞍、月曜2鞍でうち4鞍は戸崎騎手を起用してくる。残る1鞍は東京新聞杯で、戸崎騎手は社台のエールブリーズに乗り、堀厩舎はレイカーラを前走中山のOP特別を勝った石橋騎手なのでこれは仕方ない。
2週続けて南関重賞制覇に、今日は佐賀記念。2週間で3つの重賞勝ちで勢いもある(というかエージェントがものすごく力を入れているのがよくわかる)。
余談ながら小倉の堀厩舎はほとんど丸山騎手なので、こちらも要チェックや。
この状況が続けばすぐに勝率も去年レベルの10%台に戻してくるんではなかろうか。
もう一人。関西では川田騎手が注目。今年の勝率、なんと26.3%。連対率ではない。勝率だ。もちろんある程度乗っている騎手のうちでは仏恥義理のトップ。
今週も勝ちまくりの態勢。土日京都の騎乗は大半が赤色厩舎、つまりリーディング上位ばかりだ。極端に言えば、京都は川田騎手の単勝を全部買えばいいんでないかと(笑い)