安田記念

まずは訂正。SPAT4 LOTOの買い目点数。5頭ボックスだと、20×20×20=800点ですね。8万円毎回買わなきゃいけない。買わないでしょ。だったらWIN5を毎週8万円買います。こっちだったら8万円買えば3週に1回くらい当てる自信はあります。儲からんけど。
馬単の配当が平均で120倍ぐらい。これ、JRAのデータですが、まあ、そんなに大きくは違わないでしょう。計算しやすく100倍としましょう。8万円を最初から転がすとして、20点買えば1点4千円。これが1レース目に40万円になります。さらに20点で配分して転がすと2万円×100=200万円。さらに転がす。10万円×100=1000万円。これが単純に転がしたときの想定される配当です。だから1千万円を超えないとSPAT4 LOTOよりも馬単コロガシの方が得だということになります(もちろん、平日の平開催で10万円も突っ込んだらオッズが相当変わってしまいます)。ところが、現実にはまだSPAT4 LOTOは多くても2千万円台しか売れていなくて、今日なんかは1700万も売れていない。これに3割の控除がありますから、独り占めできても1200万程度です。もちろん、独り占めできるような組み合わせだと、コロガシの方が儲かりますよ。
だから、とにかく、売り上げが1億円ぐらいにならんと、この馬券は旨みがないと思います。少なくとも、ワシは買わないでしょう。単純に当てられそうにもないし(笑い)


さて、安田記念。1番人気受難のレースとして穴党には有名なG1です。なんせここ10年でたったの2頭しか1番人気が馬券になっていない。とはいえ、その1番人気を列挙すると妙に納得していまいますが…。ついでに勝ち馬とその人気も。

2004 ローエングリン5着  ツルマルボーイ6人
2005 テレグノシス6着  アサクサデンエン7人
2006 オレハマッテルゼ10着  ブリッシュラック3人
2007 スズカフェニックス4着  ダイワメジャー2人
2008 スーパーホーネット8着  ウオッカ2人
2009 ウオッカ1着  ウオッカ1人
2010 リーチザクラウン14着  ショウワモダン8人
2011 アパパネ6着  リアルインパクト9人
2012 サダムパテック9着  ストロングリターン2人
2013 ロードカナロア1着  ローロカナロア1人

正直、なんで1番人気?という馬の多いこと。
が、最強クラスの馬なら勝ち切っています。ということは、今年の世界のジャスタウェイなら勝てるんじゃないでしょうか。
また、一見荒れているようで、実は単勝20倍以上の馬が勝ったのはリアルインパクトただ1頭。8番人気のショウワモダンでも1390円の配当でしかありません。極端な穴馬を軸に据えるのは危険でしょう。
というか、実は単純に抜けた馬がいない混戦の年が多いので荒れているだけかもしれませんが…


今年の安田記念の最大のポイントは道悪。おそらく重以上必至。
グレード制導入以降、稍重以上だった安田記念は4回。
2004 ツルマルボーイ
1998 タイキシャトル
1989 バンブーメモリー
1987 フレッシュボイス
共通点は「パワー・スタミナ」。ツルマルボーイとフレッシュボイスは中距離以上の重賞で実績がありました。フレッシュボイスに至っては前走が阪神大賞典タイキシャトルバンブーメモリーはダートのマイルでも上級条件で勝っていました。
近年の安田記念は、去年のロードカナロアに象徴されるようにスピードで押し切ってしまえるレースになっています。たぶん、時計が速いので対応できない中距離馬には厳しいんでしょう。
逆に、時計がかかってしまえば、底力を要求される府中のマイルですから短距離馬には厳しいでしょう。
また、府中の道悪は外枠という定説もあります。先週までの内枠天国から一転してのものなので、気づかれなければ枠で人気を落とす馬は狙いたいところ。また、脚質も逆転する可能性が高く、差し馬も狙えるんではないでしょうか。まあ、タイキシャトルの時ぐらい悪くなってしまうと無理ですが。


ということで、狙いどころは、
・長い距離での実績かダートでの実績
・真ん中より外枠
・逃げ先行より差し追込


グランデッツァはジャッジが難しい。前走レコード勝ちですが、元々は道悪のスプリングSや札幌2歳(しかも洋芝)の勝ち馬。ただ枠が良くないですね。
レッドスパーダはいらないです。道悪もダメで、前走は完全にスピード馬場の恩恵を受けてのものです。
カレンブラックヒルは前走が道悪での勝利ですが、前に行くのでいらないでしょう。めちゃくちゃ馬場が悪くなったら要注意。
リアルインパクトもいらない。スピードタイプです。
エキストラエンドもいらない。これだったら2走前、道悪の東京新聞杯で勝たれてしまったホエールキャプチャを買います。それにお兄ちゃんのローエングリンも前科者ですし。
グロリアスデイズ。スピード決着の過去2年で用なしだったので逆に怖い。時計のかかる香港ではワールドクラスですよ。枠さえよければ単勝まで狙えたのですが。
ホエールキャプチャ。道悪は下手じゃないし、東京マイルも得意なので連下なら買えます。ただし、牡馬とのレースでは3歳以降全く馬券になってません。
ミッキーアイル。見るからにスピードタイプで、かつ前に行く馬なのでかなり危険な人気馬です。
ダノンシャーク。微妙な成績ですが、案外3着ぐらいには来そう。男版ホエールキャプチャというのか、とにかく府中のマイルぐらいは合います。
ジャスタウェイ。敵は道悪?とはいえ、2走前に中山の稍重をクリア済み。
ショウナンマイティ稍重大阪杯勝ち馬。去年は2着。近走の不振は体調不良。これさえクリアできれば能力的には逆転可能でしょう。
グランプリボス。ただでさえ不振続きなのに半年ぶりだとさすがに無理。1800もダメなので馬場も合わんでしょう。
フィエロ。血統的には長い距離でも大丈夫そうなディープ産駒。これは勝てないまでも連下には押さえた方がいいでしょう。
クラレント。これは道悪がダメ。重の東京新聞杯は前に2頭います。
サダムパテック。近走は時計が速くても遅くてもダメ。
トーセンラー。道悪はあまり得意ではなさそうです。
ワールドエース。実は道悪巧者。有力でしょう。


というわけで、素直に世界のジャスタウェイ信頼なら、
グロリアスデイズ、ショウナンマイティフィエロワールドエース相手の馬連4点。
単勝でもいいですが、ショウナンマイティワールドエースあたりに逆転される可能性はあります。


ちなみに、お楽しみ、サイン予想。
来週いよいよワールドカップブラジル大会が開幕です。
単純に、
騎手がブラジル人…グロリアスデイズ
ジャパンブルー…4枠
ブラジルカラー…黄色と緑色なので5枠6枠
もっとも都合のいいのが、ブラジルカラー。本線はジャスタウェイショウナンマイティ馬連ですよ(笑い)