毎日王冠ほかの予想

やはり馬柱があった方が説明もしやすいので掲載することにした。めんどくさいけど。
どのレースを買うかというのが馬券で勝つためには必要で、その選び方は各自好き勝手でいいと思う。それこそ全レース買うことも否定しない。楽しいし。ただ、全レース買ってたら、まあ、勝てない。これは経験則ではありますが。


レースを絞るといってもいろんな方法があって、最終的にはプラスにしたければ回収率を重視しなければならないのは間違いない。ただ、そこへ至るアプローチとして、大きく2通りあると思う。
つまり、
1.的中率は低くてもいいからホームラン狙い
2.的中率を高めて単打狙い
野球でいえば、かつての讀賣打線を組むか、往年の横浜のようなマシンガン打線を組むかである。
穴党であれば讀賣型、本命党であれば横浜型だろう。
ワシは、穴狙いはヘタクソなので必然的に横浜型になる。


配当は低くても、とにかく的中を目指すのであれば、確実なところへ手を出すのが近道。そのために守るべきことは、
1.上位騎手
2.能力上位馬
3.展開の有利な馬
というのを狙っていくことになる。逆にいえば、これが揃わなければ買わない。それでレースを絞れるはずだ。


具体的にいうと、
騎手は、Aランク騎手のみを狙う。
出馬表の騎手欄を3パターンで塗っている。赤がAランク、緑がBランク、青がCランク。これは過去1年間の1走あたりの収得賞金額で分けている。
Aランクは東西合わせるとだいたい10人ちょっと。これ以外の騎手は買わない。なぜか?Bランク以下の騎手はよりミスをする可能性が高いからだ。もちろん、Aランクの騎手もミスするし、Bランクの騎手でものすごくいい馬に乗っていることも多い。が、ミスが多いから取りこぼしが多く、平均収得賞金額が下がっているのだ。Cランクなんてもっての外。
さらに、騎手の起用も大事。よく言われるのが、下位騎手から上位騎手に乗り替わって勝負に来ているという類。だいたいはそうだが、単純に上位騎手で試しているだけのこともある。繰り返し起用されて、結果を残している組み合わせこそ、勝負騎手である。目安は10回ぐらいは起用されていて、平均収得賞金額が200万を超えている騎手、それも万全を期するなら、厩舎、馬主ともに超えている騎手が狙い目だ。


能力上位馬は、レースレベル以上のスピード指数を近3走でマークしている馬だ。3回走れば1回ぐらいは能力をかなり出し切っているはず。そこで能力が足りていなければ見送るべきだ。3回とも能力を出し切っていなければ、脚質か気性か何かで能力を発揮しづらいのだろう。今回も能力を発揮しきれない可能性が高い。
また、休み明けは能力を発揮しづらい。体が仕上がっていてもレース勘が鈍っていたり、分からないことが多い。可能性ということ考えると外す方が吉である。


展開は、これは一番読みにくい。前残りだとか差しの競馬だとか。そこが予想の醍醐味でもあるが、単純に考えるなら内枠が有利だ(新潟の直千だけは外枠が有利)。定説で外枠有利と言われている中山ダ1200や東京ダ1600も、きちんとデータを見ると内枠が有利なのである。単にそれらは外枠が他のコースに比べて不利ではないというだけだ。
当たり前のことだが、コーナーは内を回った方が距離ロスが少ない。1頭分外を回ると、ワンターンでだいたい1馬身ぐらいのロスになる。能力に大きく差のある新馬戦やオープンだと能力差で距離ロスをカバーできるが、普通の条件戦ではその僅かな差こそが重要。個人的には微妙な体調の差よりずっと大きいと思うし、たぶん、人気馬の敗因の多数は枠順だと思う。(もちろん他の敗因もあるだろうが。)
だから、外枠を買わない。具体的には2桁の馬番なら買わない。もちろん、8番や9番でもスンナリ内を取れないことは多いし、12番ぐらいでもインベタで回ることもできるが、そこは単純に。あくまで可能性、確率の問題だ。


そして、馬券は単複。いや、複勝だけでもいい。馬連やワイドでも的中率5割は難しかろうが、複勝なら馬券ベタでも可能だ。そして、転がさなくても、ハイアベレージで当てれば結構儲かるし、そもそも回収率150%でもかなり勝っているイメージであれば、極論、的中率100%の複勝150円でいいのだ。
そんなダサい馬券なんか買えないというなら、讀賣型に転進すればよろしいやん。


こういう絞り方をしていると、重賞だからG1だから必ずしも勝負とはならないし、未勝利戦で勝負ということもありうる。(新馬戦だけは指数がないので勝負レースになることはない。)
とはいえ、G1なんかは祭りでもあるので、まあ、そこは「あえて」買うことも楽しみの一つ。仕事じゃないし。


毎日王冠は、普通に勝負にいける。
特に重賞レースはAランク騎手しか買ってはいけない。Bランクの騎手が勝つこともあるが、馬券になる確率が高いのは圧倒的にAランク騎手だ。間違ってもCランク騎手なんか買ってはいけない。(まあ、彼らが来ると配当は高いんだが、当たらないと配当は0だ。)
この時点で半分以上消せる。前売り1番人気(ワールドエース)、2番人気(グランデッツァ)はともにBランクなので消しだ。穴党も嬉しかろう。(ただし、ヒモでは買えよ。)
さらに外枠も消し。土曜日もメインレースは断然の1番人気が大外枠から飛んだ。枠順だけじゃないかもしれないが、枠順がかなり大きな敗因だろう。
ここに前売り3番人気(ダークシャドウ)と5番人気(ロサギガンティア)がいる。胸アツな枠順ですな。
さらに前売り4番人気のスピルバーグは休み明けでスピード指数が足りない。
これは荒れ模様の予感ですよ、ダンナ!
狙いは、4番ダイワマッジョーレ(蛯名)。気になるのは脚質だが、G1でも好位付けはできるので、騎手の気持ち次第。複勝でも3倍はつく。
ワールドエースなんか、池江厩舎主導での小牧さん起用だろうが、サンデーRみたいなうるさい馬主がよくOKを出したなと思うぐらい、結果の出ていない組み合わせだ(14回乗って平均11万円しか稼いでない)。その気になればユーイチ君を連れてくればいいが、そこまでするほどでもないということか。かつ、大外15番で、よく1番人気になってるなあと感心するほかない。


その他の狙い目。
東京2R 1 カッテカテグリーン(田辺)
京都2R 8 シュヴァルグラン(福永)
京都11R 1 エイシンブルズアイ(福永)