スワンS、アルテミスSの予想

まず出馬表。馬名や成績欄の出走日の色付けを、先日調べたローテーションで区切った。
黒色は中3週以内、青色は中17週以内、赤色は中18週以上。
つまり、重賞でなければ、まず条件を満たす黒色のローテ馬から。それがいなければ青色ローテの馬から。赤色は基本買わない。
重賞であれば、黒色か青色ローテから。
その上で、スワンSを予想する。


まず結論から言うと、このレースは見である。
ウイングザムーンは、京都外1400巧者で、スピード指数もあるが、騎手がBランクなのと、起用指数が重賞で勝ち負けというほどではない。もちろん、結構有力だと思うが、自信をもって賭けにはいけない。
タガノブルグはスピード指数が足りない。騎手起用はいいのだが…
フィエロは、一番買い要素が多い。スピード指数もメンバー中上位で、起用指数も高く、騎手はAランクで、京都も得意。問題はローテーション。この馬自身、休養明けは何度も好走しているが、今まで馬券圏内を外した2回のうち1回が28週の休み明け。今回21週の休み明けになるが、これはその28週に次ぐ長い休養明けとなる。17週まではこなしているが、平均値としては、ちょうど分水嶺を越えてしまったところなので、今回は怪しい。厩舎的にもあっさりクリアする可能性も高いが、見した方がいいかなという気はする。だからこのレースが見なのだ。
ベルカントは少し起用指数で落ちる。ただし、この馬は1400巧者の可能性がある。(その場合、G1は勝てない運命。)
サダムパテックは騎手がBランクで、かつ関東の騎手。これは結構大きいマイナスだろう。去年の3着馬だが、買ってもヒモまで。
ミッキーアイルはスピード指数が不足。上位のフィエロサダムパテックとは5以上の差がある。これはクラス2個半分ぐらいに相当するのでかなり大きな差だろう。かつ、NHKマイル上位組が夏以降全てズッコケていて、実は3歳のこの路線は相当レベルが低かった可能性もある。安田記念が実力でなかったにしても、相当危険な人気馬だと思う。


というわけで、買うならフィエロだが、それも結構微妙な感じなので買わない。


アルテミスS
直感的には、レッツゴードンキやシャルールが強そうな気がする。
レッツゴードンキは起用指数が不足している。シンウウイズジョイも同様。
シャルールは起用指数もあり、スピード指数も高い。ただ、新馬の指数は時に高く出すぎることもあり過信は禁物だ。そのせいで過去に何度も痛い目にあってきた。シャルールが新馬戦で負かしてきた馬は、上位が軒並み次走で着順を下げていて、単にレベルが低かったから1秒の差がついたと考えるのが自然。過信できないタイプのスピード指数だと思う。
心情的には、某所のPOGで指名しているフローレスダンサーに勝ってほしいところ。こっちは負かした相手が複数勝ち上がっているし、何といってもルメール騎乗なので心強い。まあ、馬券勝負にはいけないが。
こっちも見でいいと思う。