こういう記者がいまだにおるから始末が悪い

これ、名指しで申し訳ないんですが、話している内容の一部があまりにも時代遅れすぎて酷いので晒してみます。
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH02


前にも書きましたが、馬場についてのことですね。

安里 外回りだから、またドスローで行ったっきりになればね。ただ、最近の馬場って内しか伸びないパターンも多いでしょ。こないだの京都最終週も、雨が降ったら急に傾向変わったもんね。

もう繰り返しクドクド説明はしません。こっち読んでください。
http://d.hatena.ne.jp/Fudiwarai/20141201/1417440901
内しか伸びないんじゃなくて、内も外も伸びるので、外を回っていたら間に合わないだけです。


さらに、その前には、

竹村 たしかに関東馬目線からしたらそうだけど、関西馬からしたら毎年馬場が荒れ気味の中山遠征の方がリスクは高いでしょ。

これって本当なんでしょうか?
実際に中山競馬場で馬場をみても、近年はそれほど傷んでいるようには見えないですよ。色じゃなくて、馬場のデコボコとか芝の生え具合とか。
そもそも、この馬場が荒れ気味ってのがどこから出た話なのか?
たぶん、昔、有馬記念ぐらいになると芝がみんな剥げてた時代の記憶なんじゃないですかね?
しいていえば、時計がかかったりして重い暮れの中山の馬場だと、軽い芝向きの馬は使いたくないでしょうし、そもそも、中山に向かない馬(そういう馬はえてして軽い芝向きのスピード馬だったりする)が中山(というか有馬記念)に出ないことへの言い訳だったんじゃないかと思うんですよ。表だって「ウチの馬は中山では好走できないから有馬は使いません」とは言いづらかった時代もありましたし。ファン投票上位だから出てこい的な空気がありましたから。


素人の方々が勝手にブログでぶちまけてる分(ここも含めて)にはいいと思うんですよ。そりゃ、一個人の勝手な見解ですし、それを大勢が信用するわけでもないですし。別に何か義務とか責任とかもないですしね。
でも、馬三郎というちゃんとした競馬新聞の記者で、競馬に関する情報を集めたり予想をして給料をもらってる身分で、調べもせずにいい加減な昔のあやふやな知識をもってしゃべりちらすというのはいかがなものかと思うんですよ。普通のサラリーマンでそういうデタラメな資料とか作ったら簡単に左遷とかクビになっちゃいますよ。
で、その記事を読んで信じ込んでいる読者に対してそれでいいのかと。そんな適当な記事で。だから私は最近は競馬新聞なんか買わない。500円の価値なんかありゃしないですよ。よっぽど個人でやってる無料サイトの方がよく勉強されています。
今回は、たまたま馬三郎だけ名指しになっちゃいましたが、おそらく、どこの競馬新聞も実態は変わらないと思うんですよ。予想トークショーとか、テレビやラジオの解説を聞いていても。
もうちょっとプロ意識を持って、読者のことも意識して、仕事に向き合ってほしいですね。(ってどんだけ上から目線やねん。)
このブログ?
そんなもん、お前…(無料で、何の影響力もない素人の放言やないか)