高松宮記念の予想

まずは改装後、過去3年での好走ステップから。

  1. 阪急杯 3(1着、1着、3着)
  2. オーシャンS 3(2着、4着、9着)
  3. シルクロードS 3(全て1着)

きれいに分かれたが、この3ステップ以外は馬券になっていない。まあ、香港とか分からんところはありますが。
そして、特徴としては、阪急杯シルクロードSは好走していることが条件になるのに対して、オーシャンSはそうでもない。掲示板に載っていれば問題ないか。
香港については、勝たれてしまう可能性もあるが、訳の分からんところよりは、確実に好走する確率の高い日本馬を選ぶ方が確率論的にはいいと思う。今回は人気もしているのでハイリスクローリターンだ。単勝が外れても複勝がある。それが単複馬券のいいところ。
1 リトルゲルダ(丸田)
3 ローブティサージュ(池添)
5 ワキノブレイブ(松岡)
6 サドンストーム(国分優)
8 アンバルブライベン田中健
12 サクラゴスペル(藤岡弟)
13 ダイワマッジョーレ(Mデムーロ
15 ハクサンムーン(酒井)
16 ミッキーアイル(浜中)
シルクロードS組は、これまで勝ち切ったことがない。多分、阪急杯やオーシャンSに比べてメンバーが薄いからだろう。今年もシルクロードSで2着だったサドンストーム阪急杯で4着と少し着を落としている。そう考えると、そもそもシルクロードSを走ってきている馬は単勝という観点からは外していいかもしれない。
脚質的に差し馬の台頭するレースというイメージが強いが、実は、3年中で2年は番手の馬が勝っている。残りの1年も逃げたハクサンムーンが3着に粘っている。つまり、先行馬は決して不利ではない。というか、単勝を買うならやはり先行馬だろう。
同様に、外枠が強いというイメージが強いが、それほどでもなく、10番から13番が1回ずつ馬券になっているが、それより外は17番が2回馬券になっているだけで、あまり枠順は関係ないんじゃないかという気がする。それよりは先行できるかどうかじゃなかろうか。
で、今年の落とし穴は、逃げ馬が揃って速そうに思えるが、本当に速い馬は1頭もいないということだ。
リトルゲルダは、去年夏に連勝したときに前半33.4秒というラップをマークしているが、逃げ馬ではない。
前走4角先頭だったマジンプロスパーはここ5走で前半を34秒以下で走ったことがない。
アンバルブライベンは、去年のセントウルSで32.9秒のハイペースで潰れているが、その他はテンのかかる京都が多く33.8秒が最速ラップ。
サクラゴスペルはテンの速くなる中山ですら34秒を切っていない。
ハクサンムーンも同じで、基本、34秒ぐらいの逃げ馬。件のセントウルSが33.0秒で2着。
ミッキーアイルは34秒ぐらいで行ったレースは全部掲示板に載れていない。
コパノリチャードは去年が前半35.0秒。それ以降も34秒を切ると大敗、馬券になるには34.5秒ぐらいから。
もし、無理して競り合えば、去年のセントウルSの再現だろう。落ち着けば、先行勢が丸々残る可能性もある。
リトルゲルダハクサンムーンがペース的には合うんじゃなかろうかという予想である。
そこまでの結果、内が出るならリトルゲルダ、外が出るならハクサンムーンということで。