JBCの予想

JBCの3レースを予想してみよう。
公営の場合は、コース形態や砂質などで差が開きやすい。JRAでも芝よりはダートの方が差が開きやすいのと同様である。したがって、近3走で0.4秒以内ぐらいに入っていれば及第点。
脚質は、大井全距離において、概ね3コーナー6番手以内であれば勝ち負けに絡む確率が高くなる。
また、JBCはJpn1なので、Jpn1かJpn2での好走、JRA重賞での好走が望まれる。(大体の比較では、Jpn3=OP特別、Jpn2=G3、Jpn1=G2ぐらいで考えるとよい。)

大井8R JBCレディスクラシック

狙い目
6 サンビスタ(岩田)
7 アムールブリエ(浜中)
実は、過去4回で岩田3勝、浜中1勝と偏りがある。今回狙いに挙げたのはたまたまだが、これは何かあるのだろうか?


牝馬戦なので、JRAと同様、レースの格は1つ下がっても問題ない。例えば、エリ女であれば、牝馬限定のG1かG2がステップであったり、牡馬と混合のG2、G3からのステップであったりすれば勝ち負けになる。
牝馬限定の交流重賞はよく整備されているので、牝馬限定Jpn2、すなわちレディスプレリュードでの好走や、牡馬と混合のJpn3あるいはそれと同等のJRAのOP特別以上での好走があればOKと考える。


カチューシャは、3走前にOP特別で0.3秒差の2着、4走前はOP特別を勝っている。2走前は鞍ずれで度外視、前走は相手が強かった。穴として一考だが、急遽乗り替わりなのと、内枠というのがマイナス材料。
ホワイトフーガは、3走前の関東オークスJpn2勝ちが評価できる。やはり内枠なのが気がかり。
サンビスタは、申し分ない成績だが、連勝できていないように安定感という点で付け入る隙はある。
アムールブリエは、3走前のエンプレス杯Jpn2が評価できる。前走は出遅れて届かず。2走前には格付けはJpn3ながらも、サンビスタに競り勝っているので、能力的には遜色ない。
トロワボヌールは、前走の2着を評価するが、何せ大外16番。内に行きたい馬も多く、1コーナーまでそれほど距離のない1800ではマイナス。
単複で買うならば、一発を期待してアムールブリエの方だ。

大井9R JBCスプリント

狙い目
6 ダノンレジェンド(Mデムーロ
詰まらん予想ですんません。しかし、他に勝てそうな馬もいない。


コーリンベリー。2走前にプロキオンSG3を勝っているが、転厩初戦(しかも決してランクの高い厩舎ではない)。さらに内枠。前走も逃げられなかったように、メンバーの揃う1200では置いていかれる可能性もあり、内枠はよくない。
ダノンレジェンド。前走東京盃Jpn2勝ち。例年このレースの勝ち馬は本番でも好走しているが、今年は同じコースなのでなおさら重視しないといけない。枠も手頃。
ノーザンリバー。前走さきたま杯Jpn2勝ちや去年の東京盃勝ちなど、能力的にはトップだが、何せ5か月ぶりのローテーション。常識的には、2着や3着はあっても勝ちまではどうか。脚質も微妙に後ろすぎる感じがある。
ベストウォーリア。これは急遽乗り替わりが痛い。南部杯からのステップはJBCでの成績もよく、まだJpn2が1勝のダノンレジェンドに比較して、Jpn1で3連対、G3が3勝、G1で3着の実績は一枚上。レーザーバレットと騎手を交換してくれんかのう…
ドリームバレンチノ。前走東京盃Jpn2で0.3秒差。近走は後ろから行くことが多く、そこがマイナス。1200なので14番という枠自体は問題ないので、岩田の奇策先行があれば怖い。まあ、タラレバというのは大概タラレバで終わるもんだが。

大井10R JBCクラシック

狙い目
15 コパノリッキー武豊
ホッコータルマエが断然人気で死角なしのように言われているが、そういう時にこそ落とし穴が潜んでいる。


クリソライト。2走前の帝王賞Jpn1で0.2秒差。騎手も前走乗って感触をつかめているだろう。しかし、内枠がマイナス。せめてあと3つぐらい外だったらと思う。
サウンドトゥルー。前走が日本テレビ盃Jpn2勝ち。出し抜け感が強く、他はせいぜいOP特別までの馬だから過信は禁物。その大きな理由の一つは脚質だろう。ちょっと手を出しづらい。
ホッコータルマエ。唯一死角があるのがローテーション。4カ月以上の休み明けだと勝ち切れていないことが多い(帝王賞はドバイからの帰国初戦とはいえ、3カ月しか間隔は開いていない)。2着に取りこぼす可能性はある。
コパノリッキー。2走前がフェブラリーSG1勝ち。さらに3走前は東海SG2勝ち。前走は骨折休養明け。ホッコータルマエを出し抜くとすれば逃げ馬しかない。外枠は厳しいが、1コーナーまで400mあるのと、他に逃げそうな馬もいないので、そこまで無理しなくても行けるだろう。