3場の今週の傾向
土曜はやられた。
東京の馬場傾向が全然違うのダ。
結論から言ってしまうと、先週の傾向がそのまま引き続いている。馬場状態が道悪から良馬場になったにも関わらずだ。
芝は先行有利。脚質の色で言うと、緑、黄色というところから頭は狙うべき。そして追込、つまり紫のは来ない。馬券にならない。
ダートは差しが有利だ。緑、青から狙うべし。追込も来る。ただし、逃げ番手の馬も連下なら十分ある。
おかげで、キャピタルSは、来ても2着までと思っていたアプリコットフィズにやられた。頭で狙ったエアラフォンは4着までしか届かないし、ゴールスキーなんか見る影もない(この馬は単に東京が苦手なのかも)。
この反省を生かして、今日は当てたい。
一つ言えることは、WIN5を考えるに当たって、ブエナビスタはびた一文いらないということだ(たぶん3連単でもいらない)。岩田がとち狂ったように先行しなければ(そこまで考えたら脚質による馬券検討はできない)。たまに岩田はそういうことをやる(安田記念のウオッカのように)から怖い騎手でもあるが…
京都は通常通り。芝は緑優先、ダートは緑、黄色優先。
小倉はサンプルが少なくて分からない部分もあるが、500万より下級条件の千七では全部逃げ切りなので、WIN5に限定するなら赤、黄色の馬を狙えばいいんじゃないだろうか?
ブリヂストン美術館
昨日、大手町へ飲みに出かけたのだが、時間に多少余裕があったのでブリヂストン美術館に行ってきた。
よく分からん特集展示をやってるが、目当てはそっちではない。ここのコレクション展示はなかなか質の高いものが揃っているのだ。
一部のコレクションしか展示していないということだが、モネの「睡蓮」はちゃんと飾ってあって、他にも印象派を中心に近現代絵画が30点ばかり出されている。
何がいいかって、人が少ないのだ。土曜日の黄昏時とはいえ、展示室に3,4人しかいない。じっくりと1つの絵を眺めることができるし、順路も何もないから戻ってきて見直すこともできる(混んでる展覧会でやったらつまみ出されるわな)。セザンヌの自画像も見ごたえがあったし、「サン・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」の青と緑と黄色の配色も面白い。昨日いちばん気に入ったのはルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」。ひと際大きな額縁に収められていて目立つというのもあるが、構図に惹かれる。小さな子供と椅子などの調度品とのバランス。浮き上がるように配されている青い洋服。隣にゴッホの絵があるのだが、ゴッホとルノワールのタッチの違いを見比べるのも面白い。
1時間ほどぶらぶらして千円。たまに散歩がてら寄るのも一興だな。
クリス・コナー「パリの週末」
そういや最近CDを買ってなかったなあと気付いた。義務ではないが、アンニュイな土曜の昼下がりに聴けるものをと思ってジャズボーカルの女性物を漁りに行ってきた(要するに昨日の午後は暇やったということですね)。
オーケストラをバックにアンニュイな声でクリス・コナーがしっとりと歌う。何だか物憂い雰囲気もさることながら、ジャケットに一目惚れした。パリ中心部の航空写真のようなモノクロの地図で、収録されている曲調とぴったりマッチする。真剣に「この演奏が凄い」とか聴きこむようなアルバムではないが、茶ぁでもしばきながらリビングでごろごろしているには相応しい一枚か。目指していた方向性に合っていたのでヨシ。