エエもんも聴かなアカン

 ムレスナでゆっくりと食事を摂っていると電話がなった。ムレスナの電話機はムソルグスキー展覧会の絵」を奏でた。なんか、「展覧会の絵」を聴いてみたくなった。
 幸いなことに今日は馬券で勝ったので帰りに阪急東通りの中古レコード店「名曲堂」へ。ここは値段表に「名盤」「名録音」「特選」とか書いてあるので分かりやすい。悪徳な店だと全部に書いてあるがここは良心的なので信用していい。ただし、盤面の状態については…。前にBlueNoteの紙ジャケ「新品同様」で買ったが、開けてみたら細かい傷が結構ついていた。再生に影響はないけど。そういうところはちょっとアバウト。
 それはともかくとして、「名盤」「特選盤」とあったし、890円やし、これでエエんとちゃうか。と適当に買って帰ってから聴いてみた。エエ、実にこう素晴らしいですね。中学の時に聴かされたアレは一体何だったのかと。もちろん、再生機器の違いもあるけどウチのは自慢じゃあないが、そんな大したもんでもない。CDプレーヤーもDENONの一番安いヤツだし、アンプはセットコンポのを流用だし。スピーカーは悪くないと思う。やっぱりコンポの流用だけど2Wayにツィーターもついてるし、一応、80Wだし。
 とにかく、音の膨らみが違う。豊かなんだ。奥行きというか広がりがあってゆったりとしたリズムで。こういう音楽を聴くと心が和むね。「名曲堂」のラベルに偽りなし。でもジャケットは怖い…w