2歳のOP特別、始めますた

今日の函館10Rは2歳OP特別ラベンダー賞。出走頭数は7頭と少ないが馬柱を見てると、エエなあ。ジェニュイン、フサイチコンコルド、サクラバクシンオー、スペシャルウィーク。7頭のうち4頭の父が日本馬や。残りの3頭も母父がサンデーサイレンス、トニービンとおなじみの血統。おお、もう…。
新潟9Rも2歳OP特別マリーゴールド賞。こっちもメイショウオウドウ、ブラックタキシード、クロフネ、ウイングアロー、サクラバクシンオーと5頭の父が日本馬。エエでエエで。
この2鞍、サクラバクシンオー産駒が両方に出走している。すでにショウナンカンプでG1も取ってるし日本の優秀な短距離血統として完全に確立されてるな。仕上がりも早いしPOG向き。でもクラシックは難しいかな。桜花賞までか、距離が。そして隠れてオース産駒も両方に出走している。函館はナイキザフォース、新潟はスターライトルビー。スターライトルビーは今のところ仏恥義理の1番人気。実はオースってスゴイかも。
オース。イギリスダービー馬。父Fairy King、母Sheer Audacity、母父Troy。兄弟にイタリア2000ギニーを勝ったPelder。日本で走っている馬ではテンザンセイザ、サイレントクルーズの兄弟が近親にいる。父の父がNorthern Dancerで父の兄弟がSadler’s Wells。Northern Dancer系の父系と母父Troyという血統構成はピルサドスキー、ファインモーション兄妹と同じ。母系が米系、英系の違いはあるが。オースは英系でちょっと鈍重。ただその分だけヨーロッパの優秀なスタミナ血脈が数多く流れている。それがサンデーサイレンス系およびMr.Prospector系の牝馬が増えてきている今の日本に合っているのかも。