0−1−1−1 プチッ

3半荘とも一人抜けた存在がいてどうしようもなかった。3回とも別の席なのになぜ僕の席だけ…。でも、半分以上、遊びの感覚で打ってるから腹は立たへんよ。ただなあ・・・
3半荘目。上家が5万点超と抜けて後はダンゴ。下家が800点持ちで対面が原点ぐらい。僕は1万5千点ぐらいで、ラス前、南家。2,3局前ぐらいから手足がしびれてきて久々に発作が起こりそうな予感。いや、すでに予期不安状態。何とかこの半荘だけもってくれ。
配牌。手を伸ばす。取る。牌を揃える。これだけでもう心拍数がおかしい。明らかに不整脈の状態。お、い、、ダ、ブ、な、、ん・・・。心臓が徐々に締め付けられる。アカン、代走や! 久々にレキソタン飲んでもた。3ヶ月ぐらいご無沙汰してたかな。
一服してトイレをすませて戻るとオーラス。親番。対面から下家に6400点動いている。とにかく時間がない。一発で行くぞ。2着との点差は5千点程度。5800作ればどこから出ても逆転。後は自然に終わるのを待とう。タンヤオ、ドラ2が見えている。出るポン見るチーであっという間にテンパイ。ところが、だ。下家もついてきている。そらそうよ。ここで哭けば下家にもツモがたくさん回るからな。ビシッ! 一発ツモ。メンピン一発ツモ。ちょっと待て。点棒を片付けてみる。テンリーダーが計算する。100点。ノー! あの一発が余計やったな。まあそういうことよ。
まだフラフラするので近くの珈琲館でグレープフルーツジュースを飲んで机に突っ伏して腹式呼吸。吸ってー、吐く。吸ってー、白。グレープフルーツはいいのです。クエン酸を含んでいるので。気分的なものかもしれんけどな。15分ほどウダウダしてると収まった。久々に大きな発作でちょっと驚いたな。でも冷静。慣れてきたってことよ。しばらく麻雀は控えた方がいいかもな。タバコの煙で空気も悪いし、緊張が持続するから精神的にもきついし。ああ好きなことを思う存分やれないというのはつらいなあ。