コース取りについて
上に書いたように、実走着差からのインスパイヤ。
実際にレースの映像を見て位置取りを確認するのがベストなんでしょうが、そんなのは暇人にしかできないこと。
KOLのデータに4コーナーの位置取りが、「内、中、外」と3通りありますから、これを参考にしましょう。
まず方法論から述べると、実際の予想タイム算出には反映しません。実際の位置取りを確認しているわけじゃありませんから、あまり加工したデータを出すのもよくないでしょう。
ですから、予想タイムに、4コーナーの位置取りや道中の位置取りを0.1秒単位で加減するという方法を取りたいと思います。
加減するタイムの算出方法ですが、まずは机上の空論から。
モデルとして、4コーナーを例に考えましょう。
最内を通った馬は、プラス0です。
次に、中を通った馬について考えます。
馬1頭の横幅がおよそ2メートルとして、1頭分が2,3メートルということになりますから、仮に3メートルとして、半径が3メートル伸びると走破距離がどれだけ増加するか。
3,4コーナーを半円として考えます。円周の公式は、
円周=2πr(rは半径)
ですから、走破距離の増加分は、
2πr/2-2π(r+3)/2 = πr-π(r+3) = -3π ≒ -3*3.14 ≒ -10
どうせ机上の空論ですから概算値です。
元の半径の大きさには全く関係なく、つまり、どのコースでも、1頭分外を走ると約10メートル走破距離が増加することになります。
さて、平均的な競走馬の秒速は、16〜18m/sぐらいになります。10メートル走るのに要するタイムは、0.55〜0.62秒、およそ0.6秒です。かなり余裕を見た計算をしているので0.5秒ぐらいでもいいでしょうか?
いずれにせよ、0.5〜0.6秒を実際の予想タイムに減算してやることになります。
大外を通った場合はその倍、1.0〜1.2秒減算します。
こうしてみると、3,4コーナーの位置取りの違いだけで随分とタイムが変動することに気付きます。これが実走着差の論点の本質です。1秒というとクラス1つ分違いますから。
さて、コーナーを3個以上回るコースについて考えましょう。
基本は、2つのコーナーで0.5〜0.6秒ですから、1つのコーナーで0.2〜0.3秒です。
1つのコーナーというのは、例えば、中山芝1200mや2500m、あるいは1600m、阪神芝1600mなど。2コーナーやその手前からスタートする場合の最初のコーナーです。
4個回る場合は、もうお分かりですね。1周する場合です。
どこを回るかは、実際にレース映像を見て調べるしかありません。そこまで暇がないので、仮に、枠順を、内、中、外に3等分しましょう。で、それを4コーナーの位置取りと同様に考えます。もちろん、大外から発走しても1コーナーでは内にいることはままありますが、そこまでに脚を使うということもありますし、少なめに見積もって計算してやってもいいでしょう。
その枠順による「内、中、外」ですが、フルゲートを基本に考えます。コースによっては14頭がフルゲートというところもありますが、大事なのは、全体に対する割合ではなく、埒からの距離なので最大の18を考えます。その18を3等分して、馬番で1〜6を内、7〜12を中、13〜18を外として、先ほどのタイムを予想タイムに減算します。
これが基本です。
さらに、今回の展開がありますので、これを考慮します。
まず、枠順から。
前回より今回が内の場合、予想タイムは速くなる。
前回より今回が外の場合、予想タイムは遅くなる。
4コーナーの位置取りも同様です。
ですから、単純に、4コーナーが外だったので1秒減算、ではなく、今回との比較で加減してやることになります。デュランダルみたいにいつも大外の馬は少なくとも4コーナーで加減する必要はありません。
めんどくさいから、コーナー1個で0.3秒でいいとは思いますが、実際に近づけるために1個で0.2秒、2個で0.5秒、3個で0.7秒、4個で1.0秒。こんな感じでと考えています。
キモはコース取りによって大きく予想タイムが変化するということです。
斤量なんかよりも重要なファクターですね。1秒変化させるためには6キロ必要ですから。

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