まだ途中よ

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とりあえず今回の成果をあげておこうか。
フロイト「夢判断」上巻を読了。まだ途中なのでコメントは差し控えさせてもらう。

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

群像1月号 巻頭の読みきり2本と一部の連載2,3を除いて読了。ということは半分ぐらいか? 一番最初の(もう題名あげるのもしんどいよ)はちょっとなあ…。おばはん、歳考えたほうがええんとちゃうかw ちょっと読むに耐えへんよ。出だしだけで。
併せて500ページぐらいかな。読むスピードが遅いわりには上々の出来やろ。こうでもせんとまとめて読む機会もないし、休みの日はどうしても競馬に心がいってしまうからなあ。


群像1月号の感想(読んだところだけ)
エッセイ・随筆についてはいいものが多かった。黒井千次氏の「ガリヴァー旅行記」に関するものや竹西寛子女史の「永遠のみどり」、富岡多恵子女史の「地縁」などは読みごたえもあったし内容も興味深い。金原ひとみのは、アレは雑誌に書くようなことやないやろ。あんなん作家ならみんな思ってること。金とってるんやで、(読者に)失礼やろ。自分の願望はブログとか金を取らないようなところでやってなさい。
平田俊子女史についてはその随筆と野間文芸新人賞の二ヶ所で自作のものと選考委員の評があるが、あわせて読んでいても多分「ああ、いい話やなあ。さて、ブックオフに(売りに)行こか」ってなるんとちゃうか。1回読んだらおしまい、いう感じの文章やろ。同賞受賞作の「二人乗り」を読んでないから何とも言えへんけど。そういう読み捨ての文章なんか読んでもしゃあないやろ。まあ一度見てみないとな。作品とかも。異色やしな。
書評コーナーは一番酷かった。アレでよく金もらえるもんやで。ええ商売やなあw
合評については、こういうところを見てるんやなあとか、こういう読み方もあるんやなと。これは結構面白かった。ただ、玄月、とやらいう物書き。その前におのれの作品(「人生の決まり方」)を載せてるけど、何か(考えが)浅いな。何発もヤッてるなかでたまたまマグレ当たりで人生が決められたけど、そういうもんよ。それよりもいい人生なんかあまりないもんよ。とまあそこは分かる。けど、こんなん僕に言わせれば「宝くじの人生」や。自分では何の努力もしてない。運任せ。もうアホかと。違う。宝くじじゃなくて競馬や麻雀なんや。別に競艇でも競輪でもええけど。要は、オカルトでも理屈でも何でもええから「努力」をせえよと。無抵抗に受け入れるもんやないやろ。積極的に働きかけた結果がそうなったんならそれはしゃあない。そうなればそうなるやろ。ちょっと技巧に走りすぎてるなあと感じたんよ。
桐野夏生女史のは話は面白いけど、暇つぶしのもんやろw できのいいエロ小説でしかないで。まだ清岡卓行じいさんの方がためにはなるよ。やっつけ仕事がモロ見えやけどな。まあ歳が歳やししゃあないやろ。無理に書かせるなよw
一番、面白かったのは新連載エッセイの松浦弥太郎「僕の古書修行」。気になる。エッセイと随筆の違い。ちょっとわからん…。そんなん現場に言われてもなあ。現場ちゃうけど(苦笑)。必死で考えたけど経験不足やし分からんわ。続きを読みたい。ってもう出てるんやw だから急いで読んでるわけや。町田康? まだ何とも言えんよ。ちょっと駄作っぽい臭いがしてるけどな。2月号はその辺を立ち読みしてから買うかどうか決めるよ。