村上春樹「国境の南、太陽の西」

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

ホンマは古典でも読もうかと思ったんやけど、ついつい手に取ってしまった。たまにはいっか。でも次は古典を読もうと思ってるよ。万葉集とかそこまではいかへんけどな。
この主人公は僕かと思ってしまった。このアホみたいな、いやアホ丸出しなブログを見ていても気付かないと思うけれども、僕はあまり他人に心を開いたりしない。しんどいもん。いやいやそんなこと誰も言うてへんで。どうしても内にこもってしまうし、他人とのコミュニケーションも下手くそや。相手の意見を聞こうとせんしな。相手のことも知ろうとかそういうのはあんまりない。いかんなあとは思っていて直そうとも思ってるんやけど、こればっかりは性格というのかなかなかどうもならんな。で、結局、「太陽の西」のまま放置になってしまうわけよ。そういう意味では自分に置き換えて反省しながら読んでみたりもした。まあこれだけの勝ち組になれているかどうかというのが大きな違いではあるけどな(苦笑)