松永幹夫騎手引退

引退する松永幹夫騎手、昨日までで1398勝。今日も有力馬が揃って1400勝を達成してから引退なるか？
最終レースのフィールドルージュはまず間違いないのであと１つ。１つだけどこかで勝てばいい。５鞍で１つ。中には１,２番人気も含まれている。
が、うまくいかないもので勝てない。
６Ｒ、セイウンワキタツで２着に敗れた時には場内からは「もうダメポ」の声があがった。僕はセイウンワキタツは確勝とは思ってなかったしこんなもんやろうとは思った。むしろ先に３Ｒメイショウソーラーで２着やったから１つだけ残して引退というのも奥ゆかしくてええやんと。
ラスト２鞍。最後の重賞競走は阪急杯。今日のレーシングプログラムの表紙はかつて主戦を務めて桜花賞を勝ったキョウエイマーチ。そういえばキョウエイマーチも阪急杯の勝ち馬やったんやな。この時は松永騎手は乗っていないけど。だから桜花賞の時の写真なわけだ。
これがサインというわけでもないんだろうけど、１番人気のオレハマッテルゼが抜け出したところをコスモシンドラーと併せる形で松永騎手のブルーショットガンが半馬身突き抜けた。

さあこれで９９％間違いない。普通に回ってくれば勝てるメンバー構成の最終レース。始まる前からウィナーズサークルは人だかり。みんな期待してるんよな。

多少行き脚がつかなかったものの力の差を見せつけて快勝。場内ではゴールする前から拍手が起こっていた。

1400勝達成おめでとう！

レース後は区切りの記念勝利の表彰と引退式が順に行われた。これだけ長い引退式も他にないんとちゃうか。各方面からの花束贈呈があり、関東の騎手クラブ会長である大先生がおいでなので渡しにいくのかと思ったら違った。何のためにきたんや、４４５３先生。
ある程度実績をあげるとフリーに転進する騎手が多い中、最後まで１つの厩舎に所属し続けた松永騎手。その師匠である山本正司調教師からも花束が贈られ一際大きな拍手と歓声に包まれた。この花束だけでなく来年には厩舎のスタッフ、馬たちもバトンタッチされるはずだ。

騎手仲間からは同学年の熊沢騎手。おまい、目立ちすぎｗｗｗ　それはわかりやすすぎるぞ

最後はお決まりの騎手全員による胴上げで。