小岩井

競馬に分類しようと思ったけど、そこまでネタがなかったから雑記に。
用事自体は30分ぐらいで済んだ。というのも、戦前にはカブトヤマセントライトをはじめとする多くの名馬を輩出した牧場とは思えないぐらい馬産に関する資料が少ないから。

小岩井の観光エリアは、家族連れ向けの「まきば園」とひたすら乳牛な「小丸牛舎」と小岩井乳業の工場。牛舎エリアに資料展示室があって、その一角にわずかばかり、「歴史」としての小岩井の馬産に関する資料が展示されている。本当にわずかばかりで、しかもほとんどは本などで知っていたことばかりなので特にこれといったものもなくちょっとがっかり。
ただ、戦前の牧場全体図みたいなのが模型になっていて今の小岩井駅あたりに育馬部門の農地が広がっていたというのが分かった。跡形もなくなっているのは、戦後にGHQの指令により農場継続の交換条件として育馬部門の解散およびそこの農地解放を突きつけられたかららしい。まったくくだらんことしよって。
その辺りは駅前なので住宅が建っていたりして気軽に立ち入ることもできない。模型の説明によると調教コースとして1マイルのトラックコースと1キロぐらいの直線走路があったという。自然の地形で丘とかになってて坂路だったんかなとか勝手に想像するわけだが、そういうのはぜんぜん分からない。
その他の展示でツッコミどころとしては、

2005年の日米オークスを制したシーザリオ号も小岩井生産馬の血をひいています
(牝系図がある)
シーザリオ―父スペシャルウィーク―父サンデーサイレンス
         母キロフプリミエール 母キャンペーンガール―(以下延々続く)

ちょ、おまw。それはシーザリオじゃなくてスペシャルウィークで説明した方が早いんではないのか。
多分、去年ぐらいまでは同じところに「スペシャルウィーク号は…」という説明書きがあったんかな。
一応、牛も見学してきた。