予想:キーンランドC、新潟記念

詳細をつめてみた。
キーンランドC

平均的に速い馬

ツルガオカハヤテ、コパノフウジンビーナスライン、ダンスオブサロメモアザンベスト

ポイント

札幌の千二というのは、スタートしてから直線までが短い*1(約400m。函館490m、福島410m、新潟450m、中京490m、小倉470m)。札幌のコーナーが緩いから。さらに最後の直線も短い(約270m)。半分はコーナーを走っているわけで、位置取りが非常に重要。だから枠順の差は大きい。
今回本命サイドの14シーイズトウショウは確かに速いし、安定性もある。が、すぐ内に3頭も先行馬がいては大外を回らざるをえない。
逆に好調の2ビーナスライン、4ツルガオカハヤテなんかは内の分が大きい。特にツルガオカハヤテは前にいけるから3着までには来るんではないか。
コパノフウジンは休み明けながら賞金が足りないのでG1を考えたら余裕残しということは言っていられない。今週も札幌のダートで6F77.5という実戦並みの猛時計。
展開としては、11〜14の4頭が先行集団、その後にその4,6,8。
おおむねこの辺で決着するとは思う。万が一、後から来るとしてもビーナスラインぐらい。それでも前走みたいにまとめてブッコ抜きというのは無理やろ。前に4頭壁があるわけやからな。2着まで。

総括

先行する中では、今さらギャラントアローでもあるまいし、ダンスオブサロメもピークを過ぎた感じはある。乗り替わってどうかというのはあるけど。
後は枠の差と成長力でモアザンベストシーイズトウショウは2着までとしておく。
その後の一番有利なところでは、ツルガオカハヤテ、コパノフウジンが有力。トールハンマーはツルガオカハヤテよりは後になる。プラス材料が見当たらんからな。そこにビーナスラインまで。

買い目

馬連:4.8.11.14ボックス本線、2=4.8.11.14押さえ
3連単:フォーメーション
      1着:4.8.11
      2着:2.4.8.11.14
      3着:2.4.6.8.11.13.14
点数が多すぎるからあまり買いたくないな。やるなら3連単で、勝てそうな3頭から2着3着を絞っていきたいな。


新潟記念

平均的に速い馬

ソーユアフロスト、エイシンニーザントップガンジョーニシノナースコール

ポイント

新潟の外回り二千はスタートしてからが長く、コーナーは急で短いから、ある程度ばらけて3頭雁行になりやすい。そういう意味では実力どおりの結果が出やすいとも言える。改装してから過去5年間、勝ち馬は3番人気までで、馬単でも万馬券は1回だけ。さらに言えば、実は勝ち馬はほとんど内枠。
最上位の1ソーユアフロストは騎手乗り替わりと実績面での不安が大きい。とくに騎手が新潟未経験というのは特殊なコースだけにかなり大きい。
安心して推せるのは3ニシノナースコール。平均的に速いし、ここ数戦も安定している。騎手も新潟は毎年来ていて重賞も勝っている。
これに9エイシンニーザンというのが鉄壁の軸ではないのかな。脚質的にも。
速いところでは、10ヤマニンアラバスタは、去年の勢いはない。12オースミグラスワンは逆転もありそうな面白い存在。17トリリオンカットは斤量で前進しているが、年齢からしても実績がない(それもクラシック路線に乗りながら)ということを考えたら過大評価は禁物かな。逆に5トップガンジョーはまだまだ上積みはあると思うよ。

総括

勝てそうな馬がたくさんいる。単勝オッズが割れているのも納得で、ただ、過去の傾向から内目の方が有利かなと。
外の有力馬も侮れないが、ヒモぐらいまででいいと思う。

買い目

とにかく馬券対象になりそうなのが多いので3連勝式は無理。また、これで勝ち馬決まりというのもないので単勝式も無理。消去法で馬連しかない。もしくは、3連単の軸を決めて相手も決め打ち。押さえに馬連
馬連:3.5.9ボックスが本線。そこに12.18を加えて。
3連単:3.5.92頭軸で、相手は8.12.13.18。

*1:実は千二に関しては中央場所よりもローカル競馬の方が最初の直線は長い。中央場所はほぼ200m台