メモ

実走着差からの逃避で、ちょっと考えてみた。
x軸にペース速度、y軸に上がり3F速度をとった時、一定の基準になる馬(例えば1000万クラスの出走馬)の座標点の集合は、

y=ax+b

に近くなるというのは前にも書いた。
で、このaやbがナンボやと、いう段階でつまづいたわけやけど、エクセルの関数見てたら一瞬で解決したわ。
「LINEST」という便利な関数があって、これでx,yの範囲を指定してやれば自動的に傾きと切片が出てくるというもんや。
結果、案の定やったな。東京芝1600のデータ。適当なもん(だいたい1000万クラス)を拾い出して集計してみたら、

a=-1.10
b=127.85

になった。まあこの辺は拾うところで変わってくると思うけど、まず暫定的にこれで話を進める。
おんなじように、レース単体で、レース自体の傾きと切片が出てくる。これでレース内のレベル差というのんが分かる。どれが強い競馬をしたんかと。(A)
で、レース自体が全体で見てどのへんのレベルなんか、それが分かったら(A)と合成して馬のレベルが出せる、という仕組みや。ただ、ここは馬場差が関係してくるから簡単には出せんというのは分かった。問題はそこやな。
ちなみに、その理屈で行くと、昨日の皐月賞で一番強い競馬をしたのんはフサイチホウオーになる。以下、アドマイヤオーラローレルゲレイロドリームジャーニーサンツェッペリンココナッツパンチ、ヴィクトリー、メイショウレガーロナムラマース…という具合になる。上の2頭は見たら分かるけど、意外にサンツェッペリンが高い評価をできそうな気がする。ただまあ、これは能力を測るだけであって次の着順は違うようになるということは気をつけたい。もっとも府中の二四なら能力どおり来るかもしれんけど。
今日はそんなとこよ。

そらそうよの仕組み