俊寛

何の因果か、つい先日、ああだこうだ言ったばかりの俊寛を観る。
事件が起こりつつも早くに仕事を切り上げられたので国立の夜公演。
高麗屋は相変わらずくさい芝居しやがって。嫌いではないけどクセがあるんよなあ。
高砂屋がおいしい役でしたね。
にしても、やっぱり芥川のんは異色やなあって改めて思ったわ。
こっちの幕切れ(岩場で手を上げて見送る)のほうが「俊寛」らしい、というのは近松から入ったからか。まあ名場面ですね。
今月はあとは松嶋屋の「牡丹燈籠」も観たいところやけど、時間的にどうかな? 席は幕見でええけど早退せなアカンか土日に行かなアカンからねえ。ウインズ銀座通りで菊花賞観てから行くか。