それでもほしいもの

ハイネケンを飲んでええ感じでお送りします。
久しぶりに逸品館のサイトでコラムを読んだりしながら「清原社長、また暴走しとるわぁ」とか「ふむふむなるほど」と。完全に商売に走りきっていないところが好きなところでもあるんよね、それは今月のコラムにも書いてたけど、ホンマに冷やかしでも嫌な顔をされることはあんまりない。ハイエンドの視聴室がある3号館に、あきらかに金持ってませんっていう身なりの僕が行っても結構丁寧に説明してくれたりするけど、決して無理やり「買って」と押し売りはしてこない。
今年の夏に1号館へQUADの11L2を視聴したときもいつもどおり。日本橋の別の店へ行くと「買え買えデノン買え」オーラがにじみ出ていて、メーカーからいくらバックもらってるんやろうなあって想像したりする。
とかいいつつ、ほしいもの。
ウィーンアコースティックのT2G Limited。「限定」という言葉にも弱いけど、実際に視聴したスピーカーの中で100万円あったら買いたいと思うのは、これと兄貴分のT3G、それに前出のQUAD11L2。雑誌とかの受け売りではなく、自分で実際にいくつかの店で視聴してみていいなあって思ったのがこの3つ。11Lでもええけど。ただやっぱり、値段の差っていうのはある。10万円しないスピーカーと50万円近くするスピーカー。そりゃ基本性能は違う。長く使い続けられるフロントスピーカー(すなわち2chオーディオで使用するスピーカー)はええのがほしい。T3Gが買えればベストやけど、実際にはそんな金はない(苦笑)。それどころか、11L2を買う余裕すらないというのに。
それにしてもオーディオ雑誌のレビューほど当てにならんもんはないなあっていつも思う。推薦って書かれていて実際に聴いてみると値段ほどの音はない。ほとんどの場合はがっかりさせられる。自分の感覚がおかしいのかなって思うこともあるけど、まあそれならそれで自分にあったものでええやって。
まあしかし、ボーナスで買えるのは実際にはIMAGE11/KAI専用スタンドぐらいなんやろうなあ…。それでも全然違う音になるんやけどね。