「中山競馬完全攻略マニュアル」その3

帰り道にちょっと大き目の本屋へいって久しぶりに馬券本コーナーをのぞいてみた。
別に馬券本を立ち読みすることが用事ではなく、「どこの出版社がいいか」というのを調査するため。
ひとつは、この間も候補にあげた白夜書房の競馬王新書。
それから、馬券本老舗の東邦出版。
あとはKKベストセラーズ。メタモル出版。
メタモルはオカルト的なものが多いから色が違う気もする。
KKは、「競馬最強の法則」があるから、そこからの入口になりそうで敷居が高い。まず「最強の法則」へネタ持ち込みやろうね。
その点、東邦出版は今は競馬雑誌はやってないから、新書ぐらいで即単行本になる可能性はある。
白夜は「先物取引スエイどん」がネックやね(笑い)。ここも「競馬王」が入口になる可能性はあるけど、知らん会社やないし、規模もでかいからねえ。ただし、「ニキビをつぶすよりも簡単につぶれる雑誌」を大量生産してるのがなあ。


ま、そんなことよりも先に中身を書くことや。
行き先は見えてきたからな。


ところで、こんな本があった。

コースの鬼!―コースの読み方&全G1レース解析編 (競馬王新書)

コースの鬼!―コースの読み方&全G1レース解析編 (競馬王新書)

ひとつの方向である白夜書房の競馬王新書で。似たような内容かな?と思ってパラパラと見てみた。
確かに内容は面白い。けどマニアックすぎる。芝の産地とかローテーションとか。
そして、何よりも馬券本として致命的なのが、
「ほな、どうやって馬券に結びつけるんや?」
ということ。要するに馬券とは関係なく、コースマニアのための本と考えていい。最後に申し訳程度に各競馬場のコースの特色が載ってるけど、あれだけでは馬券には全く生かせない。
じゃあ、かぶることはないよなって。一安心。
どっちかというと、僕のやっていることは「ラップギア」とか一昔前の「直結指数」に近いものがあるから。
ラップギアなんかはかなり似てる。コースごとの性格で馬券を選ぶところなんかは。
ただ、あそこまでデジタルにやらない分、僕の方が分が悪いのは承知。
たしかに指数化すれば誰にでも分かりやすい。けど、誰がやっても同じ買い目なんてのはつまらんと僕は思う。
「馬券は想像力」。そう言ったのは、奇しくもスピード指数の大家である西田和彦氏。その意見に僕は全面的に賛成なんや。だってなあ、自動的に買い目ができて儲かっても面白くないやん。
競馬が面白いのは、自分で考えて、答えあわせが目の前で行われる。正解ならお金がもらえて、不正解なら授業料を払う。けど、その正解が学校の勉強と違っていくつもあるし、時には同じ問題のはずやのに違う答えが出てくる。それに挫けずに全問正解を目指してまた考える。その「考える過程」やろ。知的な遊びやと思うんや、馬券は。


(追記)
とりあえず今日は第1章まで書いてみた。
まだ肝心の部分には全然触れてないので、ここまでは単なる雑文を書いてるだけのようなもん。大事なんはここからや。
また週末よ!