世知辛い

昨日おとといぐらいから話題になっている「ホースニュース馬」の休刊(というか廃刊)。
各トラックマンの反応もさまざまなようで。
丹下日出夫氏
http://tangenozange.com/
ものすごい現実逃避というか、もう触れたくない模様。
相当ご立腹なんではないか。
一方で、辻三蔵
http://d.hatena.ne.jp/sanzo2004321/
内情がよく分かる。これをあわせて読めば丹下氏のブログも何となく理解できる。
もっとも、井崎センセや丹下氏なんかは別口の仕事は大量にあるわけで、今さら会社がなくなったところで、多少は痛いかもしれんけど、これでトレセンに出入りできんとかそういうことはないやろ。やっぱりネームバリューやね。だからこそ、丹下氏のブログは一見、茫然自失のようで、実は余裕なんではないかという裏読み。
辻氏はまだまだ名前は売れていないから今後どうやってトレセンへの通行証を入手するかというところから始まるんやろうね。まあ雑誌の取材とでもすればええんやろうけど、今までみたいな自由はなくなるやろうね。
しかし、老舗とはいえ、やはり売れていなかった専門紙。淘汰されていくのは仕方ないけど、さみしいもんはあるよなあ。一時、購読者やったしね、半年ぐらい。
死体に鞭打つようで悪いけど、まあしゃあないやろ。読みにくいんやもん。印刷は粗いし、紙質もようないし、情報はトビトビで探しにくい(この点で僕は馬番順に書かれている日刊競馬が一番いいと思う)。
正直、「大川慶次郎」「井崎脩五郎」「丹下日出夫」と予想家の名前だけで売っていたようなもの。それもいまやネットで見られるから余計に必要なくなる。しゃあないわなあ。
やっぱり競馬だけで生きていくのはつらいんよね。