諸諸

久しぶりにF1中継をみた。ヒマやったから。
フジテレビのスポーツ中継が一時ワケの分からん方向に走っていてゲンナリしたのもあって最近は見てなかったけど、初心者向けといいつつどうでもいいようなタレントの解説とかバラエティー要素がなくなって(それは単にレース途中から見ていたから?)、少なくともレースだけ見ているのなら音声を消したりせずに済む内容になっていた。
肝心のレースはというと、肝心の1周目、2周目を見ていないので何ともいえない部分はあるけど、チャンピオン争い(いつものことながらこの時期になると「醜いチャンピオン争い」)は度外視すれば面白いレースやったと思う。というとトップ2のとばっちりをくらったドライバーには申し訳ないけど。
ただ、ここ10年ぐらい、マシンの性能だけで勝敗が決まっていたレースが多い中、これだけ白熱したバトルを見られるとは思わなかった。ラスト10周ぐらいでの2位から4位までの争いなんかは直接のバトルもさることながら、一瞬ものすごい勢いで追い上げてきて最後はタイヤが垂れてしまったピケみたいにドライバーの総合力(一瞬の速さだけではなく)が見られてね。
それにしてもピケJrですか。中嶋Jrですか。そら年も食うわな。
デイモン・ヒルが出てきた時にももうちょっと古いファンは同じ感慨にふけったんやろうね。
ところで、ホンダのあの致命的な遅さは一体なんなんよ? 一般販売も含めてモータースポーツでの地位は完全にトヨタと逆転したな。もはや単なるミニバンメーカーか。「Powered by HONDA」は前世紀の遺物か。


その後、メーンレースをチェックし、東西ともに推奨馬は2着と、まあ今の暗黒っぷりを象徴するような、そしてどんでん阪神と心中するかのような結果に絶句。
特にウオッカはあれで差されるとは思わなかっただけになあ。武豊がうまく折り合って坂上まで追い出しを待つぐらいの余裕があって。実際に33秒台で上がりをまとめているだけに勝ったスーパーホーネットを褒めるべきなんやろうね。
それにしても武豊もよくなってきたんじゃないかという騎乗。少し前の一番悪い時期なら、初めて乗る馬でもなくクセも知っているだけに、馬を無理やりに抑えこんででもいつもの位置(中団)から競馬をさせていたと思う。昨日は馬に逆らわず、かといって馬任せではなくある程度のペースで。何かこうサイレンススズカが本格化してきた時を見ているようなレース運び。そういやあの時も「ペースが速すぎる」とか最初は言われたけど、結局はあれがあの馬のペースやったことが周りには後から理解できたわけで、そういう一見常識外のレースをやっていても実は馬にとってベストなペース配分というのか、そういう勘みたいなのが戻ってきてるんとちゃうんかと。負けはしたけど、ウオッカ武豊にとっても、関係者、馬券を買う方にとっても、大きな価値のある2着なんやないかと。あれなら秋天は「買い」やろう。あんな武豊は久しぶりに見た。


その後、【牛乳の宴】先生と待ち合わせして時代錯誤社創立30周年記念式典へ。前回の20周年と違いジジイよりも圧倒的に現役比率が高い中、かろうじて名前など見知った連中もいて、相変わらず社会不適合な集団であることも確認できてよかった。
しかし我々の時代と違うのは、なんであんなに社員がおるんやと。世の中そんなにダメ人間が増殖しとるんか(笑い)
なぜか徹マンコースへ向かい、牌をつまむこと自体が2,3ヶ月ぶりなのに、ましてや徹夜するのは何年ぶり? 最後まで何とかもったけど、さすがに次の日に堪えるなあ(苦笑)。
今日は予定、全部キャンセルや! 予約取消しといてや!!
(その後、時差ボケが決定する)