今年の葬式

これで5日間職場に出ていない。まあしゃあないが、出社拒否になりそうでなあ(笑い)。
朝、いつもより少しだけ早くでかけて新幹線。不思議なことに、のぞみよりもひかりやこだまの指定席の方が混んでいるのである。本数が断然ちがうというのもあるけど、それなりに需要はあるんやな。
ワシの思う、「東京から最も遠い場所」まで。だってなあ、県庁所在地級の都市(すでに都市ですらないと思うが)で、東京駅から4時間以内につけないところというのは少ないで。札幌や那覇ですら飛行機を使えば3時間もかからん。空港がない近畿の一部、それからあっても遠い広島。ここが「東京から最も遠い場所」。
到着したのはちょうど昼時。葬儀場の都合で朝から火葬していたので間に合わず。なので実質、読経と焼香して挨拶するだけ。それで往復8時間。おお、もう…
まあこういうのは出席することに意義があるわけで、遠いとこまで含めて親戚が一堂に会するというのも他にないわけやしね。唯一不参加のいとこはイタリア。電報なのにイタリア人の名前がずらずらと並んでいたので不謹慎ながら笑いをこらえる。最後にいとこのねーちゃんの名前があってほっと一息。
しかしまあ、ウチの親戚は全然変わらんなあ。近いところは数年に1回ずつぐらい会ってるからともかくとして、大叔父とかその辺も相変わらず。いとこがめちゃくちゃ人相が変わっていたのだけ。同い年なのに急に老け込んだ感じで頭がなあ…。ウチの親父様がハゲ。おじさんはフサフサ。クロスしてもうたみたいなんや。遺伝か何かやろ。ということはワシはハゲないのか? グフフフ…。
ジサマも老衰で苦しむことなく逝ったみたいやし、兄弟や子供らはみんな間に合ったらしいから、そういう意味ではよかったんとちゃうか。もう年齢もアレやからね。貴重な大正生まれ。みんな集まってくれて天国のジサマも喜んでくれるやろ。