表福島の買える騎手

よくよく考えてみたら、月曜の福島は京都ととの2場開催なので実質「関東の表開催」なわけです。元々気づいていましたが、今日、出走馬が確定した段階で並びをみて再認識しました。
そんな中、どの騎手が買えて、どの騎手が買えないか?
東京や中山では買えても福島では買えない騎手というのは絶対にいるはずなんですよね。馬任せの騎乗をしてたら福島では勝ち負けにならないこともありますから。
データは2007年と2008年の2年分。あまり遡っても意味がないので。
勝利度数

中舘 63
後藤 26
石橋脩 25
大先生 21
津村 18
松岡 18
大野 17
三浦 17
木幡 16
吉田隼 16
赤木 16
北村友 14
芹沢 14
的場 13
田中勝 13
蛯名 11
吉田豊 11
古川 10

以上が2桁勝利騎手。
勝率(騎乗機会20回以上)

松岡 19.6%
後藤 18.4%
大先生 17.1%
三浦 16.2%
田中健 15.2%
柄崎 15.0%
穂刈 14.8%
中舘 14.4%
北村宏 13.5%
芹沢 12.0%
内田 11.7%
長谷川 10.5%
田中勝 10.5%
古川 10.4%
松田 10.3%
蛯名 10.3%
赤木 10.3%

以上が勝率10%以上騎手。


中舘、後藤、大先生、松岡、三浦あたりはかなり信頼度は高い。このうち、月曜は大先生がお休み。ご老体は疲れるのだ。
ちなみに、この成績は裏開催4回、表開催2回なので、勝利度数は裏開催専門の騎手がかなり台頭しているので分かりにくい。
そこで、表開催2回分に絞って勝利度数をみてみよう。

大先生 20
後藤 19
松岡 17
田中勝 13
蛯名 11
吉田隼 11
中舘 11
吉田豊 9
石橋脩 8
内田 7

早い話、「裏専門」ではダメなわけですよ。
そんな中で石橋脩が意外に健闘しているのが目につく。勝率こそそれほどではないものの、表開催に入ってもそれなりの数字を残している。積極的に狙うというほどではないが、嫌っていくほどでもない。
逆に、内田がそれほどでもないというのも目立つ。もちろん、勝率は高いが、関東リーディングに立っている騎手とすれば、同じぐらいの勝ち星を挙げている後藤に比べて福島ではやや劣る。南関出身の騎手なので小回り先行天国の福島は巧そうに思えるが、強調するほどでもない。むしろ人気を考えたら旨味のない騎手筆頭とも言える。
後藤、松岡は買いとして、中舘、カツハル、蛯名、吉田兄弟石橋脩。これに三浦、内田(勝率は高いからしょうがない)を加えたあたりが「買える騎手」といえそう。
そこそこの騎手で、北村宏、勝浦、小牧、秋山あたりは微妙なところではある。特に北村宏は勝率は高い。が、いかんせん騎乗回数が少ないのは特殊なコースだけにどうか。この辺の騎手は「買わないほうがいい」といってもいいのではないかな。
後の「裏専騎手」はこのメンバーに入ったらやっぱり劣るよ。ずっとここ何週間も福島で乗ってきてコース勘が働くのはいいとしても、後藤や松岡あたりにあっさり1日5勝固めうちとかされてしまうわけで、馬がよっぽど違わない限りいらんやろ。