レッド・クリフ

タダ券があったのと、ここんとこ毎日競馬漬けになっている気がしていた(というか事実)ので観てきた。
いやいや、すばらしいですね(笑)。
何がって、中身のなさが。
結局、この映画で何が言いたかったのか、わっぱり分からん。いやバカでも分かるというのか。
典型的な勧善懲悪もので、「曹操=孤独な悪」「劉備=家臣などに恵まれた人望のある善」という図式。
この手のものにありがちな、善玉が最初はやられてそこから巻き返すというのもベタ。
カネと時間と人手を大量に費やした水戸黄門やね。
いや、張飛素手で突撃していくとこなんか、まんま水戸黄門の40分台と同じ展開。
そして、エイベックソクオリティのミュージックのハイラベルさといったら。
入浴シーンがないのが水戸黄門に劣る。
ってすでに比較対象は水戸黄門か(笑い)。
まあ何も考えずに特撮物として見ている分にはええんやけどね。
いい気分転換にはなったよ。