ジャパンCの予想など

さて、今日の傾向を踏まえての予想ですよ。過去のジャパンCウィークと比較しても稍重から始まったわりには今日の時計はめちゃくちゃ速い。レコードを記録したアルカセットの時に匹敵するぐらいの馬場状態なんよ。

東京10R ジャパンC

秋天は自信をもってウオッカ本命にしたけど、今回は違う。当時とは馬場状態が全然変わってしまったから。おそらく勝ち時計は2分23秒台。22秒台突入すらあるのではないかとも思う。
とにかく「差し」から入らなければどうしょうもない。それは今日の結果からも分かること。ウオッカは岩田が初めて乗った安田記念以来、掛かり癖を逆手にとったかのように先行させて馬の気分を損ねないように武豊も乗ってきた。またここで急に抑えこんで後方からの競馬をさせるとはとてもじゃないが思えない。
ウオッカの能力は認める。メンバー中断然やろう。けど、能力だけで勝てないのが競馬。だから中山でマツリダゴッホが強いんよ。展開を味方につけて。
そして今回、その展開を味方につけられそうなのがディープスカイ天皇賞は2強を意識したのとゲートで気合をつけすぎたために前からの競馬になったけど、本来は差しの馬。ダービーも極端やけどね。NHKマイルC毎日杯ぐらいの位置取りがベスト。あそこら辺からなら今一番勝つ確率が高い。
同じような位置から競馬をできるのがオウケンブルースリ。ただこの馬は明らかにディープスカイに負けている。同じ位置取りでは優劣は明確。
先週とはうって変わって日本馬だけでも7頭のG1馬が出てくる。これらの扱いについて。


オウケンブルースリ:前述したとおり能力でディープスカイに勝てないものの展開は向く。連下。
メイショウサムソン:乗り替わりは全く影響ないけど、この馬は先行して長い脚を使うタイプ。この手の馬はみんな伸びあぐねて一気に差し切られている。
ウオッカ:これも前述したとおり能力はズバ抜けているが展開が向かない。ただ高い能力と優れた勝負根性で残る可能性は高い。連下。
マツリダゴッホ:東京適性の前に、番手で競馬をする時点で今回はアウト。せめて道悪やったらねえ。また年末よ。
アサクサキングスマツリダゴッホに同じ。ただ有馬記念もコースが合わないと思う。
コスモバルク:この馬だって一応G1ホース(笑い)。ジャパンCで連対したのは遠い昔。あの時とは馬場差は1秒ぐらいある。時計が速い馬場は苦手なのだ、この馬は。


他の馬では、こんな状況なので差しや追込から狙いたい。ネヴァブションオースミグラスワンアドマイヤモナークと出馬表で紫(追込のマーク)が複数ついた馬は全部買う。根拠がないわけでもない。
ネヴァブション:かつてマツリダゴッホに中山で先着したことがあるので能力がないわけではない。
オースミグラスワン:前走は着順ほど負けてない。むしろ当時の先行有利から差し有利にシフトして上位との差を詰められるのでは?
アドマイヤモナーク:これも距離不足の秋天で1秒しか負けてない。京都大賞典2着、春天6着、日経賞3着。全部1秒負けてないし展開が向いてない。こことオースミグラスワン本線。


馬券はディープスカイ単勝勝負で、馬連はおまけ。おまけと考えるんなら、やっすい1=9とか4=9は買わずに穴狙いに徹するか。全部万馬券。あるいは、ウオッカと2頭軸の3連複4点。

東京8R シャングリラ賞

10アポロダヴィンチが指数もあるし、先行力もある。番手の競馬になるやろうから今週の東京ダート必勝パターン。
5ウインマグナムが叩いてどんだけ良化してるかやけど、能力は1枚落ちると思う。
アポロダヴィンチが直線番手で坂下から仕掛けて一気に突き放したまま3馬身差ぐらいで独走というイメージ。問題は一流半の勝浦にそういう芸当ができるかどうか(笑い)
人気どころを押さえつつアポロ丼も視野に。

東京11R アプローズ賞

ジャパンCと同じぐらいかそれ以上に自信のレース。
12テイエムアタックの単勝で「終わりよければ全てよし」。先週の福島の続きよ。とにかく今の東京芝コースはこういう8番手から10番手ぐらいの馬が一番有利。おまけに東京実績もあれば1つ上のクラスでも好走してるわけやから。騎手もリーディング2位の木刀ならええやろ。他に余計な馬券は買わん。

その他のレース

東京6Rは6アドマイヤセナで運試し。差し有利な馬場状態で、1000万好勝負の実績なら十分勝てる。出来次第。
東京7Rは11パールシャドウがどんだけ強いか。あっさり負けるかもしれんけど。この辺のクラスは前が残るんよ。
東京9Rは3ブリトマルティスが現級勝ちもあるしな。前2走は先行有利なコースで差してきたんやから展開負け。7シゲルタックが強敵。