そろそろ世代交代の話でもしようか

天皇賞であらためて思ったのは、関東の世代交代が着々と進んでるなということ。
ワシの始めた頃はまだE爺さん全盛で、そこに墓場目前の現・親馬鹿調教師がおったわけですね。それからすぐに、ヨコテンや大先生など今の40ぐらいに代替わりしたわけ。
去年のリーディングなんかを見ているとまだまだヨコテン、中舘(ローカル限定)などの勢力は強いものの、皇成なんかがポッと出てきてガバーッと勝ち鞍を減らした騎手も多い。
でも、G1ではまだまだかなと、去年あたりはみてたんよ。
それで昨日のアレである。
「松岡も乗れるけど、京都やからなあ。これが中山なら買うけど」
と戦前にいうとったんやけど、関係なかった。年に何回もみられない好騎乗。
その前にも木刀がやってくれた。朝イチからダートの1800でカマシかけて3着。中山なら2着まである乗り方やわな。よく木刀と松岡がやりよる。これで終了かと思ったら11Rでもまた。どっちも10番人気を3着に持ってくるわけやから。
これを中山でやったら、まあ他の若い騎手が捕まえにはいけないで済む。完全にアウエーで、かつメインで関東馬と関東騎手に、それも予期してなかったところに持っていかれて穏やかでないところで、やってのけたわけである。
もう来年あたりは完全に世代交代やろうな、内田と木刀と松岡の。
少なくとも関西まで行って本気で勝負しにいける騎手はなかなかおらんで。そういう姿勢が次へつながるわけやし、実際、国枝厩舎に松岡の組み合わせは増えるんちゃうか。